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新しい iPhone SE が出ましたよ。

第2世代「iPhone SE」が発表!

ついに、発表されましたね!長らく発売がうわさされていた廉価モデルの iPhone でしたが、名前は「iPhone 9」でも「iPhone SE2」でもなく、シンプルに「iPhone SE」になりました。
名機とも評される第1世代の SE 発売から4年近くが経過し、これを待ち望んでいた方は多いのではないでしょうか?

廉価モデルと侮ることなかれ

今回の「iPhone SE」は、先に書いた通り、ラインナップ的には「フラッグシップに比べ、小型で、低スペック、でも安価」みたいなモデルになるわけですが、廉価モデルと言えど、侮れない存在です。むしろ、使い方によってはフラッグシップの「iPhone 11 Pro」などよりも適している場面も多いかもしれません。
そこで、この記事では、私が個人的に「侮れないぜ!」と思うポイントと、反対に「安いからここは許してね」というポイントをいくつか書いてみようと思います。

侮れないぜ!ポイント①:価格が安い!

まぁ、これは SE の最大のメリットかもしれませんね。今回容量別に3モデルがラインナップされていますが、各価格は次のようになっています(すべて、Apple Store 販売価格、税抜)

 - 64GB モデル:44,800円
 - 128GB モデル:49,800円
 - 256GB モデル:60,800円

いまだにラインナップされている iPhone XR よりも2万円ほど安く、iPhone 11 とは3万円、iPhone 11 Pro とは6万円近くの価格差がありますね。
iPhone XR 64GB の値段で、SE の最大容量 256GB が買えちゃいますし、なんならお釣りが来ます。容量を簡単に増やせない iPhone で、これは魅力的ですよね~!

侮れないぜ!ポイント②:筐体がコンパクト!

これも、SE の大きなメリットの一つ。最近の iPhone はだいぶ大型化しています(iPhone に限らずスマホが全体的に大きくなっていますが)第1世代の iPhone SE が好評を博したのも、iPhone 6 以降で大型化した本体サイズのせいもあったようです。

第2世代の SE は、筐体は iPhone 8 のほぼほぼ流用で、4.7インチディスプレイを搭載しています。今のスマホラインナップの中ではコンパクトな部類です(と言っても、第1世代よりは大きくなっています)

ポケットに入れたときに邪魔になったり、カバンの中で嵩張ったりすると少し萎えますが、このくらいのサイズであればギリギリ許容範囲なのではないかなと思います。

あ、あと副産物として、筐体がほぼ共通なので、iPhone 8 のケースなどがそのまま流用できるそうですよ。

侮れないぜ!ポイント③:SoC は最新の A13 Bionic!

スマホの性能を大きく左右するSoC(チップ)ですが、なんと今回の SE にはフラッグシップである「iPhone 11」シリーズと同じ「A13 Bionic」が搭載されています!個人的には、ここが一番魅力的!

スマホでゲームするのも、画像編集や動画編集をするのもサクサク快適に動くことでしょう。最近では、SNS などで手軽に動画などを載せたり、ライブ配信するので、そうしたことにチャレンジしてみるのも面白いですよ。

侮れないぜ!ポイント④:ホームボタン(Touch ID)がある!

これは、ある意味で前世代的な機能と思われる方もいると思います。最新の iPhone はすべてホームボタンレスの「Face ID(顔認証)」を搭載しています。

ただ、ホームボタン(Touch ID)を望む声は根強く、今回の SE 発表まで、最後のホームボタン搭載モデルだった「iPhone 8」も意外と人気が長続きしていましたね。

特に、昨今の新型コロナウイルス(COVID-19)や花粉症などへの対策で、マスクを着用する場面が増えると、顔認証ではうまく認識してくれず、いちいちパスコード打たなきゃいけないなんてイライラする展開も増えます。そんな時に指一本で認証してくれる有難さを実感します。奇しくも、今のご時世にマッチする機能なのではないでしょうか。

iPhone 8 の見た目をした iPhone 11

eSIM 対応でデュアル SIM 運用ができるとか、急速充電対応とか、FeliCa 対応とか、侮れないぜ!ポイントは細かくみるとまだまだあるんですが、個人的に感じた魅力ポイントを書いてみました。

違いはあるにせよ、イメージ的には「iPhone 8 の見た目をした iPhone 11」という感じだと思っています。

それでは、ここからは、「安いんだから許してよ」ポイント、略して "安許ポイント" をいくつか書いてみます。

安許ポイント①:カメラはシングルレンズ

最近のスマホは、多眼カメラ(いわゆるタピオカカメラ)がスタンダードになりつつありますが、SE ではシングルカメラに留まっています。集合体恐怖症の人にはもってこいです。

それでも、12MP、人物のみになりますがポートレートモードも撮影できます。そんなに写真は撮らない人とかは全然満足いくスペックでしょう。

安許ポイント②:ディスプレイが液晶

フラッグシップである iPhone 11 Pro などには、有機ELディスプレイが搭載されていますが、SE では液晶ディスプレイとなっています。一般的に、有機ELの方が発色が鮮やかできれいと言われていますが、普通に使う分には見づらいとかはほとんどないかなと。

安許ポイント③:防塵防水性能が少しだけ低い

iPhone 11 Pro などの防水防塵性能は「IP68等級」ですが、今回の SE では「IP67等級」となっています。

IPとは、International Protection の略称で、続き数字はそれぞれ「防塵等級」と「防水等級」を表しています。例えば、IP68 というのは、防塵等級が「6」で、防水等級が「8」ということを意味しています。防塵等級は「6」、防水等級は「8」がそれぞれ最高レベルになるので、「IP68」っていうのは結構最強なわけですね。

SE の「IP67」はそれには及ばないものの、日常生活で多少の雨に濡れたり、濡れた手で触ったり程度では大きく問題になることはないと思います。ほかの機械と同じように、ちょっと気をつけておけば大丈夫でしょう。

意外と "安許ポイント" が思いつかない!

というわけで、廉価モデルが故の理由である "安許ポイント" を挙げてみたのですが、どれもそんなに大きなデメリットにはならない気がします。もちろん人によってとらえ方は違うので「画面が小さいのがいや!」だとか、「タピオカカメラが欲しいんや~!」とかあるとは思います。

総じて言えることは、非常にコスパの高い端末であるということですね。なんでもかんでもフルスペックがいいという人は「iPhone 11 Pro」とか選べばいいですが、「ストレスなく使いたい」とか「今使っているのが古いのでそろそろ買い替えたいかも」という人には、もってこいの端末かも。

ちなみに、カラバリは3色(ブラック、ホワイト、(PRODUCT) RED)です。

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予約開始は 4月17日、発売開始は 4月24日 です。

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