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「重力にあらがう」を終えて


「大作ですね」各務さんに終わった後で言われた。なんと嬉しいお言葉だろうか。
どれだけ作り込めるか、劇、、を実際に作るのは初だったのもあって、かなりおっかなビックリしながらも締め上げていった。達さんと打ち合わせもビシビシ詰めていって。登場人物のセリフに言霊を乗せるためには、リアリティが必要だし、そうじゃないと見てもらってる人にストーリーを感じてもらえないと思ってるので、自分で納得した「これええでしょう」って物語にしないといかん!と思っては練っては仕上げていった。「これは無理矢理でしょう〜」ってのはなくしながら、見てもらった人に何かが灯るように。何が灯るかどうかはわからないけど。

この「重力にあらがう」ジェット達さんの多大なる協力もあって完成したと言える。あと、照明をしてくれた角田健太さんの功績も大きい。さらにアフタートークに出ていただいた、なぐぁさん、てんしんくん、ムルヒにもちょっと出演していただいたことも見応えに繋がったと思う。本当に全員が力を合わせてくださって、完成した。見てくださった方も素敵な感想をくださった。

尊敬できる人に沢山見ていただいて嬉しいお言葉を沢山いただきました。

小林さんに「何処までがアドリブで何処までが台本なんですか?」と聞かれた。
これは難しい。見てくれている人にリアリティを感じてもらうためには登場人物の言葉をそのキャラから引っ張り出さなければならないから。キャラから引っ張り出せたのであれば、それは良かったと思える。

また小林さんに「持てねぇっす〜〜。俺は以外持てねぇす」という達さんの言葉が良かったと伝えていただいた。これは達さんが(八松ヤツマツ)から引っ張り出した言葉だ。そう考えると、すごいと思う。話も、練習の時はしてなかったストーリーも盛り込んで行って、なんとか終着した。すごいと思った。すごい集中力だった。達さんと、でっかい列車を終点まで持ってきた感じがした。



今は。クールに俯瞰したい。あまり熱くならないでつくったモノは扱って捉えていきたい。熱くなるとついつい自画自賛に陥りやすく、ストーリーの中の躍動感が失われてしまうからだ。とは言え、こんな、最初の物語がちゃんと帰着して、興奮せずにはいられない。何か次に行けそうな、そんな気持ちがした。

帰り道名古屋からの運転をしながら、こんなことを考えていた。素敵な感想ありがとうございます!




ジェット達さんと
出演→左からてんしんくん、ジェット達さん、黒岡、うっすらとなぐぁさん、ムルヒさん!

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