キレイなおじさんを届ける技術

ごきげんよう🙋‍♀️ツクリンクでEMをやっているあっきー（@kuronekopunk）です。
10分勉強会という名前でやっている社内LT会で『キレイなおじさんを届ける技術』というタイトルでLTをしたのでスライドと軽い説明を書きます。

www.docswell.com

オンライン会議の品質、気にしてますか？

コロナ以降でフルリモート、オンライン会議が当たり前になった
自宅の環境やPCスペックなど、個々のオンライン会議の品質に差が生じている

音質の悪い会議は理解されづらくストレスを与える

1. 音質が悪い会議は、内容が理解されないだけでなく、参加者にストレスを与える

2. ストレスの原因として、特に認知機能に対する負荷が高まる傾向がある
　負荷が継続すると認知機能が低下し、理解力や判断力、反応のスピードといった会議参加にとって重要な能力が鈍くなる

3. 会議の内容が理解できないことによるストレスは、会議の後半にかけて蓄積されていく

引用：Web会議のストレスは音質の悪さから、理解力や反応速度に影響─NTTデータ経営研とShure

キレイなおじさんを届ける技術

キレイなおじさんを因数分解する

1. 高音質

2. 高画質

3. 高速通信

高音質

ノイズ除去が大事

1. 環境音

   1. 窓を閉めろ

2. 反響音

   1. 吸音するものを置け（自分の音の反響対策）
      ※カーテンを閉めたり、ハンガーに服をかけるだけでも効果あり

   2. イヤホンを使え（ハウリング対策）

高画質

そこそこあれば大丈夫

1. 映像品質

   1. カメラ性能

      1. 720pあれば大丈夫

      2. 相手のDL速度や設定によるので良すぎても意味がなくなることも

   2. 部屋の明るさ、Not逆光

2. 身だしなみ

   1. 話に集中してもらえるよう、相手に不安を与える要素を無くす
      最低限ツッコまれるポイントはなくそうね

      1. コミュニケーションにもつながるのでﾈｺﾁｬﾝやｱｶﾁｬﾝなどプライベートなものが入るもの逆にあり

高速通信

1. ネット速度

   1. 100Mbpsを安定して出せると嬉しい（最低30Mbps）

   2. 乗り換えを検討する場合、光1Gあれば基本大丈夫だけど通信障害など実測値が低い場合があるのでサイトで確認がオススメ（参考サイト）

2. ルーター

   1. WiFi規格　WiFi6 11ax対応

   2. 周波数　基本的には5GHz > 2.4GHz（障害物や距離によります）

   3. チャンネル、倍速モード、Multicast Rate、送信出力などのその他設定

      1. サイトなどを参考に高めに調整（参考サイト）

   4. WiFiルーターまでの距離

      1. 中継機を噛ませてメッシュWi-Fiにするなど

さいごに

キレイなおじさんを届けることは相手の認知不可を下げ、あなたの発言の説得力を上げることに繋がります。
キレイなおじさんを安定して届けていきましょう。

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LTの説明ここまで

LTの解説

実際のLTでは、以下の条件でGoogleMeetに参加して、まずは『キレイじゃないおじさん』を実演してLT始めました。

• 低音質

  • 窓を開ける（室外のノイズ）

  • 空気清浄機を強で動かす（室内のノイズ）

  • ノートPCのスピーカー＋マイクを利用（ハウリングする可能性あり、マイク性能低い）

• 低画質

  • 暗めの部屋

  • 背面に光源を置く

• 低速通信

  • Chrome開発者ツールでネットワークを３G低速にスロットリング

実際にMTGの品質の差を体感してから話を聞くと自分も気をつけようと思うポイントも多いと思います。

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LT会へのゲスト参加も受け付けています。話を聞いてみたい、10分程度のLTをしたいなどあれば、X（旧ツイッター）@kuronekopunkにDMいただけると嬉しいです。

また、ツクリンクでは一緒にプロダクトを作るメンバーを募集しています。色々な職種で募集しているのでこちらも少しでも興味あればXのDMまたは直接求人からご連絡ください。

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