最後の猫
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2023年7月14日の朝
愛猫は逝ってしまった
2011年の11月に1~3歳くらいの若い成猫と思われる保護猫を
里親として譲渡してもらった子なので推定14歳くらい
今時20歳超えも珍しくない飼い猫としては
ちょっと早いと思わずにいられない
現に一緒に譲渡してもらった同年齢くらいの子は
今のところ特に悪いところもなく元気でいる
この子がいるから表向きは何とかやっていけているが
中身はぐちゃぐちゃになったままで
これも正常性バイアスとかいうものなのか
普通にあの子がいる前提で予定を考えたりして
でもあの子がもういないという現実に引き戻されて
涙が止まらなくなる
どうしてこんなことになったんだろう
どうしてあの子だったんだろう
どうしてもっと早く気付いてあげられなかったんだろう
どうしてあんなことをしてしまったんだろう
どうしてしてあげられなかったんだろう
どうして、どうして、どうして
出てくるのは後悔ばかり
それでも人は悲しいくらい忘れてゆく生き物だから
忘れないと生きてはいけないこともあるし
自分の年齢を考えると覚えていられなくなる日も
そう遠くはないかもしれないと思う
それでも忘れたくないことはある
だから今の正直な気持ちを何かに残しておこうと思った
日記というか書きなぐりのようなもので人に見られることを
前提にはしない
それなら非公開でもいいかもしれないが
このところいろいろ自分で探して病気のこと
ターミナルケアやペットロスに関して書かれたものを読んでいて
少しだけ救われたような気がしたのも事実
だからもしも誰かがこれを読むようなことがあって
少しでも救われるかもしれない
こんな風にならないよう気を付けてくれるかもしれない
なら公開でもいいかな、と
前置きが長くなってしまった
こんな感じで思いつくまま書いてみよう
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