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vol.77 よるさんとお散歩ポートレート撮影

桜の散った名古屋のとある川沿いでモデルのよるさんと撮影をしてきました。

トットットッって小気味よい足音が聞こえてきそうな一枚でお気に入り。

よるさんとcontaxaria

初めて、CONTAXariaにFilmを装填するよるちゃん。

マクロレンズ使ってみたいというよるちゃんの希望もあり、菜の花の咲いている川沿いでMakroPlanarを付けたariaと一緒に。

そよ風でふらりふらりと動く菜の花に可愛らしい声で動かないでと花に語り掛ける姿は見ていて微笑ましい。

フィルムだから緊張してシャッター切れないと言うよるちゃんにEOS R6にマウントアダプターを介してMakroPlanarを付け、デジタルだから好きなだけ撮っていいよと渡した。
嬉しそうにファインダーを覗き、よるちゃんが撮った菜の花をすこしレタッチしました。

おなじく、よるちゃんが撮った青い花をすこしだけレタッチ。
等倍で見る初めての世界によるちゃんはとてもうれしそう。

菜の花の中でカメラマンにカメラを向けるモデルのよるさんw
よるちゃんが菜の花の中でいい感じだよ。と伝えるとHiroさんもとってもいい感じですwと返してくれました。
よるちゃんとの撮影はこうしていつもほのぼのとした感じで撮影が進んでいきます。

正午には早い時間帯、木の影をみつけて二人でここ良さそうと意見が一致したロケーションで一枚。

ariaを頭の上にちょこんと乗せるおちゃめなよるちゃん。
モデルさんだから当然いろんな表情の引き出しを持っているのでしょうが、楽しい時、うれしい時は本当に素敵な笑顔になるのがよるちゃんの魅力の一つなんだなと思う。

よるちゃんにはariaが似合う。
自分よりもよるちゃんの方が似合うのは必然といえば必然なんですけどね。

時折見せるariaへの眼差しは慈愛という言葉が一番合うのではないのかな。

紫のカラーイメージ「癒し」でよるちゃんの柔らかい癒しの雰囲気を暗示しようかな。と思ったのですが上段に「危険」がwスパイスは必要ということですかね。

土手に書かれた矢田川の「田」の真ん中でポーズをとるよるちゃん。
こういうちょっとしたおちゃめな事も出来る幅広いモデルさんは撮っててとても楽しいし、お互いに撮影を楽しんでいる感じを持ちます。

引きで撮るよるちゃん。シュールですがこちらもお気に入りの一枚。

人差し指の指輪を撮ろうと四苦八苦するよるちゃん。
このあとEOS1vにEF50mmF1.4のオートフォーカスを渡して、そのカメラで指輪を撮ったよるちゃん。
オートフォーカスでピントが合うと「すごい!(ピントが)合った!」って声を上げていた喜んでいた。重くてもよるちゃんが好きだと言ったシャッター音のEOS1vを持ってきてよかった。


よるちゃんはこれから研修や就職活動などでとても忙しくなるらしい。
次に撮影するタイミングがあるかどうかはわからない。

もしかしたら、最後の撮影になるかもしれない。
だからいつものように撮る。

最後になるかもしれないからとシャッターを急にたくさん切るのではなく、なにか特別な一枚を無理に求めるのではなく、あくまでもいつも通りの撮影で最後にしたかった(まだ最後になるかわからないけど)。

たぶん、本当に最後の撮影になったとしても自分はきっとよるちゃんとの撮影ではこんなゆったりした感じでおわるんだろうなと思う。

だって、それが自分とよるちゃんがお互いに一番いい距離感だって自分もよるちゃんも知っているから。

最後に

よるちゃんは強い意志をきちんと持っている、そしてそれが自分自身への努力の源泉になっているんだろう。でも頑張り屋さんだからあまりにも頑張りすぎて体調を崩さないか心配になる、だから頑張り屋さんのよるちゃんとの撮影の際に時々よるちゃんが頑張りすぎないようにしてほしいなと思いながらシャッターを切るのはここだけの話。

では、また。

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