見出し画像

プリコネ キャラスト My Best3 その3

おはよう、こんにちは、こんばんはkuroです。
今日はプリコネのキャラにケーキをしこたま喰わせると見ることができるキャラストーリー、その中で好きな奴best3をつらつらと書こうと思います。
最初は1つで3人全員書こうと思ったのですが、書いている内に
(3人やるとバカ長くなるなこれ……)と気付き1人ずつ書くことにしました。
※ストーリーのネタバレを多分に含みます、ご注意ください。
また、アオイを入れるとノリでbest3が
アオイとヘオイとサギョイになるので今回は除外します。

第1位 カスミ

画像1

街の治安を守るための獣人(ビースト)族のギルド
「自警団(カォン)」所属の名探偵、カスミのキャラストが第1位。
恐らく長くなるのでさっさと本題に入りましょう。
時折、自分とそっくりなもう一人の自分が出没するという
謎の怪現象「シャドウ」の調査をしていたカスミは行き詰っていた。
そんな折、カスミがかなり昔に募集していた「助手」のバイト志願で訪れてきた騎士君を、調査の進展の一助となればと考え助手として迎え入れる。
カォンに入る前から探偵として活動していたカスミは優れた洞察力で物事の真相の究明を図る。そして、カスミの思う探偵の仕事は「誰もが納得できる解釈を練り上げる事」、そんなカスミとのシャドウの調査が始まった。
調査と言ってもほぼ進展がなく、シャドウについてわかっているのは
--------------------------------------------------------------------------------------
主に夜に出現する事、シャドウの姿は自分もしくは知人であることが多い事
目が赤く光っている事、謎のもやを纏っている事
攻撃しても手ごたえがない事、稀に危害を加えてくる場合もある事
同じ動きの反復や意味のない言葉を繰り返し知性は感じられないという事
--------------------------------------------------------------------------------------
わかっているのはその程度で正体が何者かもわかっていない。
なので、カスミは騎士君と一緒にシャドウの捕縛を目論み、じっくりと観察してその生態を調べようとしていた。夜にならないとシャドウは見つからないだろうと、昼の間は適当に聞き込み調査で夜までの時間を使うことにしてカスミはちょっとしたデートみたいだねと茶化し、はしゃいでいた。

夜になったカスミはシャドウの出現傾向を把握し、次にシャドウが出る場所に当たりを付けていた場所で見張っていたが、急に謎の光が発現し2人は元の世界の夢を見る。

教室で眠っていた霧原かすみは、先輩である騎士君が自分の目の前にいて起こしたことを不思議に思い、その状況を推理し披露する。
貸していた推理小説を返しに来たと見たかすみだったが、騎士君はただ眠っていたかすみを見かけたから声をかけたとのことだった。
どんなことにも理由や伏線が仕込まれているわけではない、現実にある真相なんて取るに足らない事である。そんなこと十分にわかっていたとはいえ、残念な気持ちと寂しさを覚えたかすみだった。

結局、二人はシャドウを見つけられず、カスミは無意識に騎士君のことを先輩と口走り、謎の夢に引き摺られた違和感を抱えてながら、
自分を抱えて眠ている騎士君を起こそうとするのであった。

かああああ!見んねユイ!卑しか女ばい!(不可抗力)

画像2

そのあと、何日も張り込みを続けていたカスミは疲弊していた。
このまま漫然と張り込みをしていても埒が明かないので今日でダメな場合、
別のアプローチのシャドウの調査に切り替える気でいた。
そんなことを考えていると騎士君がいつもより早めに現場に訪れきた。
騎士君とカスミがその場で会話をしていたら、
昼にもかかわらずカスミの姿をしたシャドウが現れる。
これは好機と捕獲にかかろうとしたカスミだったが、シャドウが喋り出す。
「ごめんなさい」「ごめんなさい」「私の他にも探偵が居たんですね」「忘れちゃったんですか、探偵の鉄則」「ごめんなさい」「恥ずかしいです」「忘れてくださいね、先輩」「あれは、私の理想像なんです」
自分の姿で支離滅裂な言動を繰り返すシャドウに、
何とも言えない不安を覚えながら、カスミはそのシャドウを捕獲する。

その後、カスミはつての牢獄にシャドウを監禁し「キーリ」という仮の名前を付け観察していた。一応こちらを認識してはいるし、喋りかければ返事もしてくれるがコミュニケーションと呼べるような言葉は喋らないらしく、
特にシャドウの正体などの究明には至ってないとのことだった。
騎士君がキーリに近づいた所、急に喋り出す。
「おはようございます、先輩」「お気遣いありがとうございます」
「私は大丈夫です」「先輩は優しいひとですね」
「私に何か御用ですか、先輩」「私にできることだったら良いんですけど」
感情は希薄ながらも騎士君となら明らかに会話も出来ているし、言うことも聞くキーリを見て、一緒にキーリの謎を解き明かそうというカスミだった。

それからしばらく経ち、騎士君と会話した事を契機に明確に自我が目覚めており、カスミの事を「名探偵さん」と呼び、抱きつくまでに懐いていた。
カスミはキーリの言動を見て本当の自分の話を始める。自信満々な名探偵は戸惑いや劣等感で揺れ惑い、弱く傷つきやすい自分を大きく見せる虚栄であり、キーリはそんな真の自分を見ているようで居心地の悪さがあるらしい。
しかし、名探偵を演じている自分もまたカスミと言う人間であり、切り捨てることはできない。なんだか哲学的な話になって来たねと笑うカスミは、
キーリとの親睦を深めるのであった。

ある夜、騎士君は緊急事態だとカスミから呼び出される。
キーリの様子がおかしく、消えかけていると。
カスミはシャドウの研究も進めるべきだし、個人的にキーリに対して親しみを抱き始めていたので、これでお別れなど願い下げだ、騎士君の他者をパワーアップさせる能力でキーリを強化してくれと頼む。本来、すぐ消えてしまうシャドウが何日も姿を保っていられたのは騎士君と関わっていたおかげなのではないか、希望的観測であってもそれにすがるしかないと。
すると、再び謎の光が発現し2人は元の世界の夢を見る。

かすみに呼び出された騎士君は自分たちが保護した猫「キーリ」と機械を使って会話ができると持ち掛けられる。猫の名前が「キーリ」であることや、そもそもの記憶違いに違和感を感じながらも、
猫が喋っていることを翻訳してもらう。するとキーリは喋り出した。
「こんにちは」「光栄です」「生きていられて、うれしいです」
「消えたくなかったので」「先輩たちのことが、大好きです」
「だから、お別れは嫌でした」「名探偵さん」

画像3


画像4

その後、夢を見せている存在が「シャドウはいつか消える」「どう足掻いてもキーリは間もなく消滅する」「でも、目覚めた自我は私が保護しているので夢の中なら会わせてあげられる」「だから、ちゃんとお別れをしてね」
そう言われて二人は夢から目覚める。

目覚めたカスミは消えゆくキーリに「消えないでくれ」と語りかける、
するとキーリはカスミに笑顔を向けてきた。
不可解に思ったカスミはキーリに対して想いを投げかける
「君は私にとってずっと謎そのものだった」
「同じ顔をした私の影(シャドウ)」
「弱い自分を隠すために名探偵を装っていた」
「弱くて惨めな自分を捨て去りたいわけじゃない」「君も、私だ」
「だからキーリ……お願い、どうか消えないで」
震える声でカスミが想いを告げたところで話は終わる。


終わる



終わる


画像5

やはり、人と人ならざる者の心の触れ合いは得も言われぬ感動を覚えるもので、夢の中でキーリがかすみと騎士君にお礼を言う場所なんて何回見ても泣けてくるし、ユング心理学でいうペルソナのように名探偵の自分と小さい自分を両方とも自分であると認識して受け入れて前に進もうとしているカスミも応援できるし、自分はお別れを言う時間もなかったからあんたはキーリとちゃんとお別れしなさいよってアメスが言う場所とか何も言えなくなって泣けるし、シャドウとはいったいどういうものなのかという設定の考察の一助になる話も面白い。このキャラストが一番好きです。
正直、カスミのUBなんてどう足掻いても強いからどうなってもいいんで

さっさとカスミの星6出して、続きを読ませろや
バカがよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?