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出会いと別れと夢見る心

おはよう、こんにちは、こんばんはkuroです。
大層なタイトルですが今回もプリコネのイベストの感想になります。
それではつらつらと書いていきましょう。

と言うわけで題材にするイベントはこれ

カスミ

夢であるデザイナーの学校の試験に落ちてしまい、落ち込み気味であった「リノ」が主人公のイベントです。騎士君をお兄ちゃんと呼び、いつも元気なリノも流石にこれには堪えた様で夢を諦めかけていました。

カスミ
これがリノ

そんなリノがひょんなことから不思議の国のアリスの絵本の世界に入ってしまい、なんやかんやで不思議の国を救う。そんな話のイベントです。
正直、このイベントで話したいの最後だけなのでさっさと行きましょう。
本の世界に入ったリノは気付いたら見知らぬ喋る服「アリス」を着ていて、
そのアリスから「貴方はこの不思議の国を救う救世主よ」と言われる。

カスミ
カチューシャ部分のウサギみたいな奴がアリス

最初は「救世主なんて無理」と言うリノでしたが、アリスの力を使って魔物を退治したり、デザイナーが夢だが悩んでいるという話を打ち明けたりしながらアリスと仲を深めていきます。そして、色々あったがぶっちゃけどうでもいいんで話をすっ飛ばして最終盤。不思議の国を蝕んでいた元凶「黒の王」と対峙し苦戦しつつもみんなの力を一つにして救世主として黒の王を打ち倒し、闇を打ち払い不思議の国をリノが救った後が自分の好きなシーン。
どうやって元の世界に戻ろうかと話しているとアリスは「世界が正常に戻ったので元々本の住人ではない貴方達はこの世界から弾き出されてしまう。ここで一旦お別れね」と語りだす。それを聞いたリノは嫌だと強く拒絶しました。自分を理解し寄り添ってくれた友達とのお別れなんて嫌だまだまだ話したいことや一緒にやりたいことががいっぱいあるずっと一緒にいてくださいよ、リノは心からの願いをアリスにぶつけるとアリスはこう返しました。私は本の中の世界に居るからまたすぐに会えるたしかにリノとアリスの物語はここで終わっちゃうけどアリスの物語もリノの物語もまだまだこの先続いていくだから絶対冒険を続けなさい約束よ、と。
そして、アリスは最後にこう言葉を紡ぎます。
夢を取り戻したリノはアリスみたいな服を作ってくれるアリスはリノの希望でありリノが作る服にはきっと希望(アリス)が宿っている」だから、ここでお別れになってもまた会えると。それに対してリノは返します。
リノの希望をたくさん込めてアリスを絶対作って見せる可愛くてかっこよくてとっても優しい最高の友達をだから待っていてください
そう言葉を交わし、また会いましょうと誓い合った直後に光に包まれリノたちは元の世界に帰ってくる。本の中に入る前にいた場所に戻ってきた一行は、吸い込まれた本に変化がありリノ達の冒険譚が追加された絵本なっている事に気が付く。アリスはこの本で冒険を続けている、だから、約束通りにリノもこの世界で冒険を続けよう。そう思うリノだったが、同時にアリスが居なくても自分は大丈夫だろうかと不安を覚えていた。すると、今までのリノの旅路を見ていた仲間たちが励ましてくれて、リノは不安を抱えつつも前に進むことを再度誓った。そして、最後にリノはこう思った。

アリスちゃん……私、あなたに会えて本当に良かったです……
どこかで見ていてくださいね、私の冒険を……!

リノは目を閉じ、そう強く決意して物語は幕を閉じます。



ごめん、普通に泣いちゃった

個人的に好きな所はやはり元の世界に戻る前にリノとアリスが互いの物語を歩み続けようと誓い合う所です。アリスは「また、すぐに会える」と言っていますが、黒の王と言う世界の歪みを正したことにより本は元に戻ってしまうので、順当に考えれば二人は二度と会えません。そんなことはリノもアリスもわかっています。それでもアリスは笑いながらリノを激励しました。
自分を希望と言ってくれた人に、かけがえのない大切な友達に、デザイナーという夢を諦めずに歩んで欲しいと願い、互いの冒険を続けようと。
リノもその想いを感じ取ったのでしょう、アリスと言う最高の友達とまた会うために、絶対に夢を諦めずに自分の物語を歩んでいくと言ったのです。

はあああああああああああ最高おおおおおおおおおお


なんて美しき友情なんでしょう。互いを尊重し、互いに願い合う、最高じゃあないですか。泣くわこんなん、バカがよ。
ここからは自分の話になりますが、自分は1年くらい前までどんなに小さくてもいいから夢見る事の大切さを忘れていたのでこの話を最初に読んだ時、結構心にぶっ刺さったんですよね。スマホやSNSなどネットワークが発展したこの世の中だと、リノとアリスのように友達になった者との今生の別れを体験する機会は遥かに少なくなりました。だからこそ自分は友達になってくれた人を大事にするべきだとより一層強く意識すべきだと思うんですよね。
挫折したり萎えたりする事はこの世の中を生きていればいっぱいありますが、折れてしまった後に立ち直る際に一番嬉しいのは傍にいてくれる人間だと思っています。大なり小なり常に夢を持って活き活きと楽しい日々を過ごす為にも、出会った友達は大事にしたいですね。

最後に

でっっっっっっっっっっっっか

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