見出し画像

HUAWEIヘルスケアアプリとGoogle fitの連携について(R4 8/17現在)


1.【HUAWEIについて…】

Google Play ストアで配信されているHUAWEIヘルスケアアプリは、以前までGoogle fitと連携可能でしたが、HUAWEIが独自に提供するApkのHUAWEIヘルスケアアプリは、Google fitと同期することができません。(アプリ内から表示が消えてしまいました)
Amazonのコメント欄で質問したところ、公式さんから返答をもらい、「連携出来る」と言っていますが、ユーザー側は連携できないという矛盾が生じています。

HUAWEIと言えばスマートフォンやスマートウォッチ、通信機器などを手掛けるメーカーですが、2020年アメリカのトランプ元大統領は、アメリカ企業による非アメリカ企業の通信機器使用を禁止する大統領令に署名し、HUAWEIなどの中華系企業を国内から排除しました。


筆者は、XiaomiやOPPOなど他の中国企業にもこれらの制裁が降されないか危惧しながら、2021年にXiaomi mi smart band 5を購入しました。

2.【乗り換え検討】


mi smart band 5はスマートバンドとスマホを連携するために「Zeep Life (旧mi fit)」というアプリを利用しますが、Xiaomi mi smart band 6は「Mi Fitness (旧Xiaomi wear)」という別のアプリで連携します。
筆者は勝手にXiaomiがmi シリーズからXiaomiシリーズにブランドを変更する決定をしたため、アプリも変更されたと考えています。

ウェアラブル連携は「ml fit」から「Xiaomi wear」に変更されたため、その後発売されたXiaomiのウェアラブルデバイスは「mi  fit」には対応しなくなってしまいました。


「Xiaomi wear」が今までと同じ使い勝手ならば良かったのですが、残念ながら今まで可能だったGoogle fitとの連携ができなくなってしまいました。
これをきっかけに筆者は新たにスマートウォッチを探すことにしました。


いろんなブランドを探したが…


スマートウォッチといえばAppleのApple watchシリーズ、Google wear OSのFitbitや、TicWatch、Galaxy watch、リークされているPixel watchなどが代表的ですが、高性能なことを代償にバッテリー持ちが約一日しか持たないので、毎日充電しなければなりません。


筆者はスマートウォッチで睡眠分析をしたくて購入したため、一日しかバッテリーが持たないと夜に再度充電しなければならなく、スマートウォッチのために寝るタイミングを調整するように感じ、ハイエンドモデルよりもミドルレンジモデル〜ローエンドモデルの購入を考えていました。

XiaomiはGoogle fitと連携ができない(Strava経由での連携もあるが、一部データが欠けるなどの報告がある)ため断念。

OPPO・realmiは製品の不具合の報告が目立つのと、ウォッチフェイスが気に入らないため断念。

Amazfitは日本公式の値段がバカ高いため断念。(海外より1万も高いのは受け入れられない)

FOSSILは体温測定が無いのと、型落ちが値段下げされ過ぎてるため最新機種の購入は断念。

Honorやvivo、OnePlusは中国国内向けにしか製品をリリースしていないため断念。



3.【そこで出会ったのがHUAWEI Watch GT3】


前作HUAWEI Watch GT2よりマテリアルでは劣っているものの、OSがHarmony OSに変わりヌルヌル動く。皮膚温度測定と血中酸素濃度によりコロナ対策もバッチリ!!

4.【でもGoogle fitと連携されないのでは?】

TwitterやGoogleでHUAWEIヘルスケアアプリとGoogle fitの連携を調べましたが情報が見つからず…

5.【HUAWEIヘルスケアアプリとGoogle fitはHealth Syncというアプリで連携が可能】(330円の購入が必要)

諦めかけていたその時!

筆者は最近、Redditという海外SNSを始めてみてました。
そこでも検索した結果…
Health Syncで連携が可能になるとの書き込みが!!

筆者も実際にHealth syncをダウンロードして試験運用してみると……………きちんと動作しました!!


【※なおHealth syncを使うには、HUAWEIヘルスケアアプリとは別に、HUAWEIのスマホなどにダウンロードされてる、HMS core(HUAWEI Mobile Service  core)のインストールも必要でした。】(HMS coreのインストールにはHUAWEI App Galleryからアプリを検索してインストールします。)

と、いうことでHUAWEI Watch GT3(42mm)を購入することに…

HUAWEI Watch GT3は私の求めてるほぼ全ての機能が動作します。
バッテリー持ちは7日間。
スマートウォッチとしての基本である、心拍測定、歩数計測、ウォッチフェイスの多さ、睡眠分析、ワークアウト測定から、皮膚温度測定、ストレス測定、血中酸素濃度測定、Bluetooth通話と、非常用に多くの機能を有しています。
また、高度測定や、コンパス、気圧測定は旅行や災害の際に頼れる機能です。
HUAWEIヘルスケアアプリ内のアプリストアからスマートウォッチにサードパーティ製アプリをダウンロードも可能です。

これだけ機能が詰まってて30580円です(筆者はHUAWEI公式ストアのプロモーションコード割引で、約2.7万で購入しました)


6.【Health Syncアプリを用いたHUAWEIヘルスケアアプリとGoogle fitの連携のその後…】

心拍数はもちろん、血中酸素濃度(酸素飽和度)まで連携

ワークアウトもGPS付きで同期

Xiaomiのmi fitで同期しているときはワークアウトが全て「other」でまとめられていました。
今回は5サテライトシステムで2ch受信するGPSがついてるので、正確にワークアウトが記録されています。

睡眠分析もしっかりされています

この日は、昼寝しようと思ってたら朝まで寝てたタイプのやつです


HUAWEIヘルスケアアプリの睡眠分析も超×3正確


筆者は食事の記録をヘルスケアアプリにしていないのですが、総合的なデータからか、夜食がバレバレに……

これは筆者もビックリしました、身体の総合的なデータからここまで算出してアドバイスをしてくれるのは凄いです。Xiaomiのmi fitアプリでは、こんなに正確な分析はしてくれませんでした。(mi fitではいつも同じ定型文です)

7.【最後に…】

HUAWEIはいい製品を作っていますが、GMSが使えないため、それらをAndroidユーザーが完全に使いこなすのは困難でしょう。
しかし、このようなアプリが増えることでHUAWEIの製品でもGoogleと連携することが可能な為、皆さんもぜひ活用なさってください。(Redditでは英語で紹介されていましたが、TwitterやGoogleなどでは日本語でHealth Syncの紹介が無かったので、ここで紹介させていただきました。決してメーカーの回し者とかではないですよ?!!)


8.【R4/8/17追記 : Android13との互換性】

筆者は現在Pixel5とHUAWEI Watch GT3をペアリングし、HUAWEIヘルスケアアプリをHealth Snycアプリを反してGoogle fitと同期していました。

が、Android13をPixel5にインストールしたところ、Health Snycを動作するために必要なHMS coreアプリ(ver.6.6.0.332)が繰り返し停止する問題が発生しました。
Android12では正常に動いていたので、先行でアップデートできるPixelをお持ちの方々は、Android13にアップデートするのを、一時控えた方がいいかもしれません。

R4/8/22
Health Syncを確認したところ、10月のHMS coveのアップデートで改善するとの通知が届いてましたので、お知らせします。

R4/10/10
再度HMS coreを確認したところ、バージョン6.7.0.322で、正常にHealth SyncとHUAWEIヘルスケア、Google fitが同期してることが確認できました!

Health Snyc(Android版)紹介


HUAWEI Watch GT3(公式)

https://consumer.huawei.com/jp/wearables/watch-gt3/


HUAWEIヘルスケアアプリ(Android版 apkファイル)

https://consumer.huawei.com/jp/mobileservices/health/



HUAWEI App Gallery(apk)


https://consumer.huawei.com/jp/mobileservices/appgallery/

↑このHUAWEI App GalleryからHMS coreをダウンロードします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?