Vtuberがケモ耳をはやしがちな理由を真面目に考えてみた件
前書き
唐突に、noteを始めてみました。猫又探偵系Vtuberの黒根こなとです。本業は探偵なのですが、文筆業も少しだけ経験ありです。
動画投稿以外に、文章を使った情報発信がしたかったので、記事を書いてみるの巻。さて、さっそく本題です。
ケモ耳がはえてる理由?
なんでって可愛いいからだ。それ以外に理由が必要か?
(モデル提供:くーこ様(@qookon)
どうだ、可愛いかろ? ケモ耳ってのはすごく偉大なのだ。
というだけでは、なんの解説にもなっていないので、一応それらしいことを書いてみる。
※本記事には多分に私、黒根こなとのモデルの自画自賛要素を含みます。私は猫又ですから、現実世界ではこのモデルを参考に人間の姿に化けているわけです。だから、私がモデルを自慢することに何も問題はないのだ、いいね。ちなみに私は人間の耳とケモ耳が両方あるタイプのパターンです。
1. ざっくりとしたVtuberモデルの仕様説明
大きく分けて下記の2通りに分けられる。
(※モデルの用途は、VRCatなどのアバター的使われ方も含みますが、本記事では便宜上Vtuberモデルという表現で統一させていただきます)
・2Dモデル(Faceトラッキングでの運用がメイン)
・3Dモデル(Faceトラッキング及び、機材によってはフルボディトラッキングが可能)
ざっくりすぎてあれなのだが、要するに、2Dモデルは2D上での表現(顔及び手の動き程度)がメイン。3Dモデルは3D上での表現(全身を動かしてのモーション)が用途のメインという感じです。
それぞれ得意な分野が違っているので、企業所属の方なんかは、最近は使い分けるパターンが多い。
本記事の本題は別の所なので、今はトラッキングという技術を使って、演者の動きをモデルに反映させて動かしている、程度の理解で構いません。
このトラッキングにより、現実世界の動きをモデルに反映させるという行為が、Vtuberモデルの魅力を形作る要素において、非常に重要となってきます。
2. Vtuberモデルに必要とされる要素
・様々な表情や角度でも綺麗に映るモデルの完成度
・キャラクターデザインのオリジナリティ
・担当声優との親和性
などなど、おそらく上げだせば切りがないのだが、
なによりもまずは、「魅力的に動くこと」が一番重要だ。
(参考動画:母上様のくーこ様(@qookon)のtwitterから拝借)
どや、動いた方が可愛かろう?(本日数回目の自画自賛)
Vtuberモデルの製作時には、モデリングを担当するモデラーと、キャラクターデザインを担当するイラストレーターに分かれることも多い。
それぐらい、モデリングによるキャラクターの魅力というのは非常に大きな要素のひとつであり、おそらく多大なるノウハウと知識が必要なため、事実上専門スキルのようなものとなっている。
可愛い×動く=めちゃくちゃ可愛い!
という、頭わるわるの公式が世の真理なのだと思うのだ。
モデルの購入や発注をご検討中の皆様方も、十分に参考モデルの動きなんかで実際のイメージを膨らましてほしい。
もちろん、可愛いムーブには演者側の努力も必要なので、その部分は私もまだまだ頑張らないといけない。可愛いは努力で作られているとはこのことか…。
3. ケモ耳によるプラス効果についての考察
さて、以上を踏まえて、ケモ耳によるモデルへの可愛い効果の正体を考える。
・顔周辺に動くパーツが増えることによる可愛い効果
・現実世界の拡張による非現実性の提供
・なんかDNAに刻まれた本能的なあれ
・顔周辺に、動くパーツが増えることによる可愛い効果
可愛いを感じるパーツは人それぞれだが、日常生活において、他者の瞳や唇の動き、総じて表情から可愛いと感じることが多いと思われる。
この際、ケモ耳という第三のパーツの動きが加わることで、可愛いの化学反応が起こることは皆様もご存知のところであると思う。
人間の耳が表情に伴って敏感に動くような構造ならまた話は違ったかもしれないが、ケモ耳は表情と連動して動かしやすく、キャラクターの魅力をより引き出すことが可能だ。
・現実世界の拡張による非現実性の提供
これは個人のスタンスにもよると思うが、『現実世界のめっちゃ可愛いアイドル』を推したいのか、『現実世界にいるはずのない特別な何か』を推したいのか、的な感覚の違いだと思う。
常日頃、非日常感を求めている人は多いと思う。そんな時、非日常的な姿形をしたVtuberは我々に元気を与えてくれるのだ。だから皆も猫又探偵である私を推してもいいのよ。
ところで、非日常という意味では、非人間型モデルでもいいわけで、表情の作成など、モデル的な難易度の高さはあると思うが、今後Vtuberや個人アバターの多様化が進めばもっと増えてもいいジャンルな気はする。
・なんかDNAに刻まれた本能的なあれ
ここにきて、IQ指数が一気に下がったような話題だが、Vtuberのケモ耳率って実際かなりのものだと思う。
これには、Vtuber個人勢の教祖的あの方の功績や、アズールレーンやアークナイツに代表されるような、キャラデザのトレンドなりも多少影響しているのでは、と思われる。
世はまさに、大ケモ耳時代! という言葉も、実際、現実味を帯びてきているかもしれない。
まとめ
・可愛いケモ耳が動くと、めちゃくちゃ可愛いので、DNAにすばやく効く
という頭の悪そうな言葉をまとめとして、本記事を終わらせていただく。
皆様方もGW中にケモ耳仲間に加わって、このビックウェーブに身を委ねてみるのはいかがだろうか。
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