休校について

コロナウイルスのせいで、大変なことになっている。休校の措置は自分の職場にもやってきた。休み中の課題を作ったり、家庭訪問したりと、いつもと違う3月がやってきた。

この5日間くらいの間に、いろんな意見を見聞きしたが、その中から気になったものについて書き留めておく。

ひとつ目は、仕事を休めないというもの。世の中、子供の世話をほんとに学校に押し付けているなぁと実感せざるを得ない意見。学校って、どんなところ?なんで行くの?っていう問いに、きちんと答えられる大人はいるのだろうか。親が仕事をするため学校に行く、なんて思わせないで欲しい。言わなくても、そういうことを、子供は敏感にキャッチしてしまう。

ふたつ目は、急すぎるという意見。確かに急だった。自治体としての方向性も固めたところだった。なぜ、今、このタイミング?と思わずにはいられなかった。でも、それ以上に、毎日を同じように繰り返せなくなることにストレスを感じる人が、自分以外にもたくさんいるんだなぁと発見できた。

みっつ目は、所属長や教育委員会の決定に対する愚痴をネットにばら撒く教員がいること。ふだん、コミュニケーションがうまくいってない組織がこんなに多いものなのかと悲しくなる。

組織の意思決定について、意見があるなら直接言うべきだし、自分の意見が聞き入れられずに、決定がどうしても不服なら辞めればいい。どのような決定であれ、自分が決定に従うと決めたなら、全力でフォローするのが組織に属するものの務めだと改めて認識することができた。



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