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「海の命」(光村図書6年)教材分析

 自分が子どものころから、教材として定着していった「海の命」。「やまなし」と並んで「難しい」と言われることが多い教材だと思う。この二つの教材の難しさは、その抽象性の高さからくるものだと思う。なんだかよくわからない。だけど、その「わからなさ」も、いくつかの視点で読み解いていくことができるのが、教材としての懐の深さだと、授業をするたびに感じさせられる。

 とりあえず、あらすじと因果関係をとらえるために、ざっくり読んでまとめてみる。これまでの経験上、第五場面にそれまでの出来事や人物同士の関係が収束しているのは分かっていたので、それが見やすくなるようにまとめてみた。
 ここから、もう少し細かい視点で整理していく。

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