御船印コレクションスプレッドシートを公開してみます
御船印を集めているみなさん、こんにちわ。
ふと思い立って、わたしが個人的に御船印の収集に使用しているスプレッドシートを公開してみようと思います。手前味噌ですが結構便利な気がするので、よかったら使ってみてください。
御船印を88社分集めないと申請できないという過酷な『レジェンド船長』の称号をズボラで整理整頓がヘタクソなわたくしめが取得できたのはこのシートのおかげといっても過言ではありません。
とはいえ、もちろん完全無欠なスプレッドシートではないと思います。もし、ご意見ご感想がありましたらぜひコメントしてください。可能なかぎり改善していきたいと思っています。
おことわり
本記事で紹介しているスプレッドシートは御船印を集めている個人のお手製のものです。御船印の公式とは一切関係ありません。
ご利用は自己責任でお願いします。内容が間違っていたことにより発生した損害の補償はいたしません。
このシートが使われたところで、わたしには一銭の収益もありません。(くれてもいいのよ)
スプレッドシートはこちら
以下がわたしの作ったスプレッドシートです。Googleスプレッドシートですので、宗教上の理由等なければだれでも閲覧できると思います。
このプレッドシートはそのままでは使用できません。Googleにログインして自分のドライブにコピーすると編集できるようになります。やり方は以下で説明していきます。（Googleのアカウントをお持ちでない方はアカウント登録が必要です）
スプレッドシートを使ってみよう
御船印コレクションスプレッドシートを開いたら、ファイルーコピーを作成メニューを選択してください。御船印コレクションスプレッドシートと同じ内容のあなた専用のスプレッドシートを作成することができます。コピー後のスプレッドシートはあなた専用なので、もちろんあなたなら編集し放題です。
御船印を登録してみよう
まずは、収集履歴というシートを選択してみてください。
一番上の行に、あなたが入手した最初の御船印を登録してみましょう。
たとえば、↑の写真のように公式船印帳「初代南極観測船 宗谷」の1ページ目に令和5年4月1日の日付が入った船の科学館の御船印を貼り付けていて、一等航海士に申請する予定の場合は、シートに以下のように登録します。
収集履歴シートの列の説明
御船印グループ
日付列
御船印に記入した日付を入力してください。ソートのことも考えると和暦ではなく西暦で入力しておいた方が良いと思います。
船社名列
御船印の船社をプルダウンメニューから選んでください。
デザイン列
御船印のデザインを自由記入してください。たとえば、東海汽船さんの御船印でしたら、『さるびあ丸』とか『大島来港記念』とか『はこぶね課』とか。プルダウンメニューから選べるのが理想でしたが、どんなバリエーションがあるか網羅するのはつらかったので断念しました。
認定列
その御船印を御船印マスター制度の申請に使用する場合はプルダウンメニューから当該称号（船長、神戸ポートエキスパート、etc…）を選択してください。
申請に使わない場合や、将来的に新設される称号に備える場合は空欄のままで結構です。
神戸ポートエキスパートのように申請に使用可能な船社が限られる称号について、認定列が正しく選択されているかチェックする機能はありません。
船印帳グループ
名前列
その御船印を貼り付ける船印帳の名前を自由に記入してください。(瑠璃の壱、日本丸、etc…)。御船印と関係のない御朱印帳を使っている人やクリアファイルに保存しているケースもあるため自由記入にしています。
表裏列
蛇腹になっている船印帳をご利用の場合は、表面と裏面のどちらに貼ったか選んでおくと、マスター制度の申請時に探しやすくなります。
ページ列
その御船印を船印帳の何ページ目に貼ったか記入してください。わたしは蛇腹の船印帳の場合、表裏でページ番号を別にしていますが、通し番号にしてもいいかもしれません。
備考グループ
備考1列、備考2列
その御船印にまつわるエピソードとかを書いておくといいんじゃないかと思います。たとえば、新日本海フェリーだと船長さんのサイン入りの御船印が販売されていたりしますので、その船長さんの名前を書いておくとか。（達筆なサインはあとから見直すと読めなくなったりするし）
現在持っている御船印を確認してみよう
収集履歴シートに御船印を登録したら、船社リストシートに表示を切り替えてみてください。
船社リストシートは基本的に自動計算されます。先程、収集履歴シートに登録した船の科学館の御船印の集計結果が反映されています。
収集履歴シートで入手した御船印を登録し、船社リストシートで現在の収集状況を確認する。これが御船印コレクションスプレッドシートの操作の基本的な流れとなります。
船社リストシートの列の説明
計画列
自由選択のチェックボックスです。次回の旅でゲットする御船印の船社にチェックをつけておくとよいと思います。このチェックボックスの使い方は後述します。
ソート用列
完全にソート用です。別の列で並び替えたあとに元の番社順に並び替えるときに使用してください。この列の内容は編集しないでください。
番社列
御船印参加社の番社です。
社名列
御船印参加社の名前です。
取得列
その船社の御船印を持っているかどうか。収集履歴シートの入力内容に応じて自動でチェックされます。
枚数列
その船社の御船印の枚数。収集履歴シートの入力内容に応じて自動でカウントされます。
未認定有無列
その船社のマスター制度の対象になっていない御船印の有無。収集履歴シートの入力内容に応じて自動でチェックされます。将来的なマスター制度へのチャレンジの目安として使用します。
未認定枚数列
その船社の御船印のうちマスター制度の対象になっていない御船印の枚数。収集履歴シートの入力内容に応じて自動でカウントされます。集計する意味ないかも。
コンプ列
その船社が発行している御船印を全部集めたかどうか。ご自身でチェックしてください。自己満足用。わたしは限定印は無視してスタンダードな御船印を全部持っている場合チェックするようにしています。
一等航海士列
その船社を御船印マスター制度の一等航海士申請に使用するorした場合は自動でチェックされます。
船長列
その船社を御船印マスター制度の船長申請に使用するorした場合は自動でチェックされます。
レジェンド船長列
その船社を御船印マスター制度のレジェンド船長申請に使用するorした場合は自動でチェックされます。
神戸ポートエキスパート列
その船社を御船印マスター制度の神戸ポートエキスパート申請に使用するorした場合は自動でチェックされます。
ステータス列
販売中、発売前、販売終了の3つがあります。御船印公式や各船社から発表があったら更新してあげてください。
スコアを確認してみよう
スコアシートにはこれまでの御船印収集のスコアが可視化されます。
御船印マスター制度表
各称号の現在の枚数が集計されています。必要社数が集まると申請列の値が申請可能に変わります。
晴れて認定されて、認定年月とシリアルナンバーをご自身で手入力すると、申請列が『認定済』になります。
実績表
完全に自己満足ですが、現状の御船印収集状況がどうなってるかサマリーで確認できます。参考までにわたしの実績を載せておきます。
いくら金使ったんや……。
御船印をもらいにいこう
たぶん、このスプレッドシートの目玉がこのセクション。次の旅行でもらう御船印の計画を立てるのにお便利です。
まだ御船印をもらったことがない船社で絞り込む
船社リストシートの取得列をFALSEで絞り込んでみてください。
以下のようにまだ御船印をもらったことがない船社のリストが表示されます。
ちなみに、このスクリーンショットはわたしがまだ御船印をもらったことがない船社のリストです(2024年9月現在)
さらに、ステータス列を販売中だけに絞り込むと動向がよりわかりやすくなります。
船社リストフィルタショートカットで地域を絞り込む
船社リストフィルタショートカットというシートを選択してみてください。日本地図のようなそうでないようなあやしいシートが現れます。神エクセルにはしたくなかったので、この辺で勘弁してください。
リンクをクリックすると、そのリンクに該当する船社だけに絞り込まれた船社リストが表示されます。たとえば、伊豆半島をクリックすると、伊豆半島に港がある6社だけ(神新汽船、東海汽船、富士急マリンリゾート、ふじさん駿河湾フェリー、伊豆クルーズ、堂ヶ島マリン)の表が表示されます。（2024年9月時点）
背景色がオレンジ色のリンクは個人的におすすめのフィルタです。実際の旅行の際は、都道府県ではなくエリアで移動することが多いと思うので。とくに、瀬戸内はおすすめです。船旅の場合、山陽と四国を反復横跳びすることが多くなりがちですから。
※なお、シートの左上に目立つように書いてあるとおりスマホ版のGoogleスプレッドシートでは動かないようです。(2024年9月現在フィルタビューに対応していないぽい？)
絞り込んだ船社を見ながら次の旅行計画を立てる
絞り込んだ船社を見ながら、お手持ちの時間や資金と相談しつつ次の旅行計画を立ててみましょう。例として、下田で一泊して伊豆半島を一周する旅行時に訪問しようと思った船社の計画列にチェックをつけたのが以下の画像です。
チェックが終わったら、右上の✗をクリックして絞り込みを終了します。
ほかのエリアにも同時に行く場合は、同じ操作を繰り返します。
すべての乗船予定の船社のチェックが終わったら、船社リストの計画列をTRUEで絞り込みします。
次回の旅行で行く船社だけで絞り込まれた表が表示されます。
旅先で確認する
計画列の絞り込みはスマホアプリでも確認できるので、出先での急な記憶喪失にもバッチリ対応。
首尾よく御船印をゲットできたらその船社の計画列のチェックを外します。まだ御船印をゲットできていない船社だけが可視化されます。お買物リストの逆みたいなものですね。
旅行が終わったら、欠航等で御船印をゲットできずに計画列にチェックが残っていないか確認してください。もしチェックが残っていた場合は次回リベンジを誓いつつチェックを外してきれいにしましょう。
マスター制度の申請をしてみよう
スコアシートの申請列の値が『申請可能』になったら、マスター制度に申請してみましょう。
船社リストシートの申請対象の称号の列をTRUEで絞り込みます。たとえば、『一等航海士』に申請するときは一等航海士列をTRUEで絞り込んでください。
絞り込みされた船社のリストをみながら、公式サイトからダウンロードした申請チェックシートを埋めましょう。
それぞれの御船印がどの船印帳のどのページに貼られているかは、収集履歴シートの認定列で絞り込んで確認できます。（※丁寧に入力していればですが）
認定されたら、スコアシートに認定年月とシリアルナンバーを手で入力しましょう。申請列が『認定済』に変化します。おめでとうございます🎉
おわりに
参考までに、わたしが実際に使っているスプレッドシートも公開しておきます。ガッツリ使うとこんな感じになります。そこそこ集めても普通に動きます。さすがはGoogleさんやで。
Q&A
Q: 船社リストの商船三井さんふらわあの表示が変ではないですか？
2023年10月1日に第二一番社 商船三井フェリーと第三六番社 フェリーさんふらわあの経営統合により第三六番社 商船三井さんふらわあが誕生しました。新旧で同じ番社となった第三六番社 商船三井さんふらわあと第三六番社 フェリーさんふらわあ時代の御船印を別管理したい方のために船社リストシートでは別の行にしています。（苦し紛れですが）
フェリーさんふらわあ時代の御船印については船社リストシートの38行目、商船三井さんふらわあ時代の御船印については39行目にカウントされます。37行目はフェリーさんふらわあ時代の御船印と商船三井さんふらわあ時代の御船印の合算です。
なお、商船三井さんふらわあの統合元であるもう一方の船社であるところの商船三井フェリーの御船印は船社リストシートの22行目で集計しています。第二一番社 商船三井フェリーとして、マスター制度では引き続き第三六番社 商船三井さんふらわあとは別カウントとなるためです。マスター制度のルールの詳細については公式のFAQをご確認ください。
Q: 群馬県にも参加船社がありませんでしたっけ？
かつては第四七番社のダックツアーが八ッ場ダムでも営業しており、八ッ場限定の御船印が発行されていました。しかし、契約満了による運行事業者の切り替えのため販売終了しました。新運行事業者は御船印に参加していないため、群馬県で御船印を販売する船社はなくなりました。(2024年9月現在)
Q: 隠岐汽船が運航されているのは島根県のみでは？
あなたは、境港のことをもっとよく知る必要があります😠
Q: スコアシートの申請列が『オーバー』になってしまいました。どうしたらいいですか？
申請列が『オーバー』表示になった場合は、収集履歴シートの認定列を間違って選んでいるかもしれません。見直してみてください。
例として、↑のケースでは、一等航海士を選んでいる行が21行あるため、おそらく最後の『国道九四フェリー』で一等航海士を選択しているのが誤りである可能性が高そうです。
もし、入力内容に間違いがなかった場合は、スプレッドシートのバグかもしれません。お手数ですが、おしらせください🙏
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？