雪桜(詞をまとめる用)

桜が咲いている春に季節外れの雪が降った。
4月なのに何でこんなに寒いんだろう、寒がりでもないのにマフラーまでして。
雪が降り桜が舞って幻想的な空間だ。
この景色をずっと見ていたいけど凍え死にそうだし好きなお笑い芸人のユーチューブ見たいから帰ろう。
そう思った時に足元に何か温かいものを感じた。
下を向くとモフモフした小っさな猫。
可愛いと思うが飼っているハムスターでさえ触れないので直立不動に。
なのに安心したのか寝てしまった。
この状況どうすんの・・
そうは思っても可愛くて可哀想で。
動けず見てたら思い出してしまった。
私はあの人が来るのを一日待っていた。
約束したのに。
あの日も凄く寒くて芯まで冷えて
おまけに雨に打たれて
涙と一緒に流れていった。
震える体に沁みたシャワー。
そんな事、思い出してたら、いつの間にかいなくなってた
モフモフ。
さぁ帰ろう。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?