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古い昆虫図鑑の話/記事紹介のお礼

先月、投稿した記事『本の紹介「熊田千佳慕のことば 私は虫である」』をきまそらさんが記事「ファーブル昆虫記の虫たち」で紹介してくれました。

きまそらさんの記事を読んでいたら、自分が子供の頃に見ていた昆虫図鑑のことを思い出しましたので、それについて少し書きます。

小学校の頃、虫に興味があって、夏から秋にかけてはよく近所の空き地や公園へ行って、バッタ、カマキリ、コオロギ等の虫を取ってきて家で観察してました。その頃、昆虫図鑑を買ってもらったので、毎日のように図鑑をめくって珍しい昆虫の写真を眺めていたように思います。

そういえば、あの昆虫図鑑はどうしたかな?と思って本棚を探してみたら、なんと、まだ本棚に残っていました。古い本は、一部を除いて捨てるようにしているのですが、本棚の下の方に残っていました。昭和41年に初版された本(買ってもらったのは昭和44年頃と思う)で、定価1,200円。当時の大卒初任給が3万円程度なので、今なら8千円くらい?親がなんでそんな高い図鑑を買ってくれたのかは覚えていません。

その高い昆虫図鑑は、当然、子供用の本ではなく大人用の本で、巻末には学名索引があります。アルファベットで書かれているので小学生には読めませんが。

図鑑には、写真と説明(昆虫の和名、学名、特徴、生息地等)が書かれていますが、珍しい昆虫の写真と説明を飽きずに見ていました。昆虫は、とにかく種類豊富で不思議な形状をしています。見たことのない昆虫の写真を見ながら頭の中で色々なイメージが湧いていたのだろうと思います。

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最近は何でもネットで調べる時代ですが、今でも充分に使える図鑑なので、捨てずに継続保管、活用するつもりです。


きまそらさんには、「本の紹介 センス・オブ・ワンダー」に続いて、2回目の記事紹介をして頂きました。

きまそらさんは子育て中のパパで、noteの記事でも「子供にとっての分かりやすい伝え方」に関する記事を中心に投稿されています。子供目線で、子供が自ら興味をもってくれるような伝え方を工夫しています。

今回は、私の熊田千佳慕の本紹介記事をきっかけとして、絵本「ファーブル昆虫記の虫たち(3)」を子供のために購入した話についての記事です。自然を深く愛していた熊田千佳慕が書いた絵本をお子さんに見せたかったそうです。熊田千佳慕の想いがお子さんに伝わるといいですね。きまそらさん、私の記事を紹介頂きありがとうございました。