映画「生きてるだけで、愛」2018 菅田将暉　ふたりにもわからない理由で、成り立ってるふたり。

躁うつ病の主人公、プラス、過眠症。

菅田くんのアパートに転がりこんで、

寝こんでは煙草を吸うだけの趣里。

菅田くんの買ってきたお弁当をチンすらせず。

菅田くんは自分を殺して、
会社に忙殺されている。

そんな状態で、全身で趣里ちゃんに
向かい合う時間は、体力は、無い。

「そのごめんて何のごめん？」

でも趣里ちゃんはその全身が欲しい。

仕事で疲れるのも、
生きてるだけで疲れるのもニアイコール。

たぶん余裕のある大人でも
このむき出しの感情は受け止められない。
逃げると思いました。

みんながんばってるんだよ、とか、もっとつらい人はいるんだよ、とか。


そんな事、布団の中で、死ぬほど考えてる。
もいちどバイト面接に応募しても。

また同じことをくりかえす事も、わかっている。
制御不能の爆発と睡魔。


みんなと同じように、大人として。

働けないなら働けないで、

夕飯で迎える、とか。

でも卵は割れ、ブレーカーは落ち、暗闇に。

いいね、あなたは

わたしと別れる事ができる。

わたしはわたしと別れられない。

叫ぶ趣里。

抱きしめられても、

夜を走る、しか、ない、のです。

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趣里ちゃんはこの役に関しては、

顔のタイプがきつすぎると思います。

おっとりした女優さんの方が、

この精神疾患が、

性格ではなく、

あくまで病いのせいで、

激くなってしまう、

という表現を見てみたかったです。

仲里依紗〜　(ﾟoﾟ;;
これはもったいないよ〜　Σ(-᷅_-᷄๑)

菅田くんの解釈、
演技力で、
成り立つ愛。