障害者とか健常者とかヤングケアラーとか。🎬「コーダ あいのうた」2021
あらすじを読むと見る気のしない作品でした。
カテゴライズされる物語は
あまり好きではありません。
「コーダ」の意味は
「両親ともに、
もしくは一方がろう者・難聴者でも、
聞こえる子どもはコーダとされる」
との事。
父母、兄、が聾唖の家庭に産まれた、少女。
このティーンエイジャーの少女の通訳があって
成り立つ漁師の生活。
家族には聴こえない、音楽にあふれた映画です。
そして、彼女は歌の才に恵まれた少女。
皮肉が悲しいです。
でも! わたしにとっては
今まで見た中映画の中でいちばん
ロマンチックな出会いがありました。٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
それを何だ! (๑•ૅㅁ•๑)
このデリカシーの無い少年!!
クセと情熱のある教師に音大を薦められます。
合唱部の発表会。
この時に現実をつきつけられ、
わたしも静寂に胸を突かれました。
言葉はもちろん、「歌」というものが、
彼女以外、わからない。
それでも、発表会で気づいた!
聾唖によって
一人前にみられない、もどかしさのある、兄。
彼はどれだけの
コンプレックスを抱えているのか。
でも妹をを解き放したのは、その兄。
最後に、お父さんが後押しした。
「Go!!」
性的にどうこう言う方もいらっしゃいますが、
安易に重く描くより、家族愛の強さを
楽しく描きたかったのではないでしょうか。
少年が憧れたように。 (๑・̑◡・̑๑)
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