一本道をジグザグに
職場の帰り道、今日は同僚と途中まで歩くことになりました。
私の自宅と職場は、大通り沿いの直線徒歩20分。通勤ラッシュで息苦しくなって、パニックになることが増えて、数年検討して職場の近くに引っ越しました。
同僚が、職場沿いにある薬局に寄るということで、普通ならそのまま直進すればいいのですが、ちょっと事情があって横断歩道を渡りました。
しばらく直進した後、また横断歩道を渡って、薬局へ。買い物を済ませた後、私が「今日はおきつねさんの神社に寄りたいな。」というと嬉しいことに、同僚も一緒に寄ってくれると言います。
おきつねさんの神社は薬局側ではないので、また横断歩道を渡りました。「おきつねさん、今日はお友達も一緒だよ」なんて、おきつねさんに話しかけながら、2人でお参りをしました。
同僚も家の近くに稲荷神社があるそうで、お参りしているとのこと。おきつねさんには全国ネットワークがある。なんていう話も聞きます。
もしかすると、おきつねさんは、同僚のことをわかっていてくれたのかもしれません。
2人でお参りをして、そのまま真っ直ぐ歩いて、地下鉄の出入り口に到着したので「また明日ね!」とお別れしました。
ふと、私はスーパーに寄りたいなぁと思いました。スーパーは道の向こう側です。また横断歩道を渡りました。これ何回目かな?何だか笑えてきます。何だか楽しいな。
さあ、ついに帰宅です。家はスーパー側ではないので、またまた横断歩道を渡りました。
ジグザグな帰路。仕事で疲れていたはずですが、気がつけばほっこりした気持ちになっていて、何か幸せだなあと思いました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?