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産院選びミスった!壮絶な出産の記憶1

こんにちは。40代。主婦。黒豆です。

出産って一人ひとりに大切なストーリーがあると思います。良いものも悪いものも誰かに話したい、そんな気持ちがある母親って多いと思う。

そこで今回は、忘れたくても忘れられない苦い思い出となってしまった私の出産体験を通して、産院選びの重要性をお伝えしたいと思います。

妊娠~妊婦健診

今回は出産時の出来事がテーマなので妊娠中のことは省略しますが、私は重症妊娠悪阻となってしまい出産と同様に壮絶な時期を過ごしました。

また、今回の妊娠に至るまでには暗くて重い事情があることから、今後書けるようになったら別の記事で書こうと思います。

ちなみに妊娠が分かってから妊婦健診を受けていたのは、当時住んでいた都内の自宅すぐ近くの総合病院です。

産婦人科のみ別棟にあり、こじんまりとしているけれどあたたかみのある雰囲気で、

「ここで産めたらいいなー。」

と漠然と思っていました。

里帰り出産を決意

しかし。

うちの夫は病気なのか障害なのか、単に性格がめちゃくちゃ悪いのか。

とにかく気が利かない、思いやりがない、家事できない、コミュ障etc...

笑えないレベルで全く生活面で頼りになりません。頼りにならないばかりかこちらの気がおかしくなるくらいストレスを与えてくる存在です。

私は重症妊娠悪阻と高齢出産&育児への不安から仕事を退職していたので、夫と病院の先生、看護師さんしか接しない生活をしていました。

妊娠中の夫の言動を受け、

こいつと二人で産後乗り越えるの絶対無理。

と確信し、私は里帰り出産を決意するのです。

(夫のこともまた記事にする予定です・・・。)

幸い、ド田舎の実家近くには昔からある産婦人科だけやたら評判の良い総合病院がありました。

そして車で少し離れたところに産婦人科専門の新しいクリニックがあるようで、その二つの病院で悩むことになります。

運命の選択

実家近くの古い総合病院の産婦人科には医師が数人おり、そのうちの1人が名医として地元ではずっと有名なんです。

それ以外の科はハッキリ言って悪評高く、建物も古くてなんかなーという感じ。

ただ実家からめちゃくちゃ近いので、急に陣痛が来てもすぐ行けるというメリットが。

もう一つの新しいクリニックは、設備も最新だしホテルのような病室と食事が売り。

医師は若い院長一人で、健診や出産時に何かあった場合やハイリスク妊婦は総合病院にまわされるとのこと。

出産費用は総合病院より高いけれど、それでも東京の病院と比べたら随分安いし。何よりめちゃくちゃ綺麗な病院なので健診や入院の時テンション上がりますよね。

でも気になるのがハイリスク妊婦というワードですよ。

私はモロ高齢出産だし、実はそれまでに何度か稽留流産を経験していて不安材料も色々と抱えている厄介な妊婦。

どちらにせよ転院前にそれぞれの病院が主催する母親学級に参加しなければいけないとのことで(既に東京の母親学級には参加済ですがそれではダメとのことで)、時期も迫っているし総合病院&実家近くで安心だろうという理由から、私は総合病院で出産することに決めたのでした。

・・・これが地獄の選択であったことも知らず・・・

つづく。


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