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象形認識する脳内でわかることとわからないこと 魔女暮らし日記 2.26.2022

ちょっとした頭の違和感のはなし。


靴下編みに熱中していたのだが、そろそろ編み物講師の資格取得のため、せっせと課題に取り組まねば、進捗が間に合わない。

地模様のアームウォーマーが出来上がり、次は大好きなアラン模様の課題。

うきうきと編み進めるものの、違和感が…


うーーーん

やっぱりどうしても、編み図の解読ができない。

(編み物をする時、エクセル表に書いた記号みたいなものを編み図といって、それに従って編んでいく)

頭では理解できているんだ。
でも目で読んで、手が動くまでに一歩も二歩も出遅れてる感じがある。

ああ、これ、足し算の式の答えを出す時に似ている。

なんかどうしても、数字を記号で捉えてしまってそれを数学的なことに変換するのに遅れが生じる脳みそのようだ…
編み図の記号もこれだ…

わたしにとっての数字は、例えるならシャーロックホームズの「踊る人形」のようなものなのだ。
数字は、わたしには人形のよう(象形の絵に見える)だが、みんなはそれを足したり引いたりするのだ。
すごすぎる。なにしてんだ?
(シャーロックの場合は暗号に見えたわけだが!)

つまり一般理解とのズレによって一呼吸遅れるのよね。
いまだに算数がうまく(早く?)できない。

たとえば、同じような記号でも楽譜は考えなくても読むことができた。
たぶん音は、「考えるな!感じろ!」でいけたんだと思う。
たまに変曲になったけど。

でも拍子をとる時に、「いちと、にーと、さんと、よんと」「ワンエンツー」とか言われるとぜんぜんわからなくなる。
もう数字を象形認識しているせいで気を取られてしまうのだろうね。

買い物でも、「○○○円になります」と言われても理解できず、レジのモニタで金額を目視しないとお金が出せない。
(それでも5円玉と50円玉をよくまちがう)
キャッシュレス最高。

漢字や、ホロスコープや、ルーン文字や、オガム文字は、象形であり、それには意味があるから、わたしは情緒を感じることができる。
「空白を読む」なんて言うが、空白どころか、ひとつひとつ細部まで理解できる。
数字もまた、わたしの中ではそうなのだ。

そういえば、英単語や、占いの意味を覚えることも、なんとなく感覚で理解しちゃうところあるなあ。
タロットカードも1日で覚えてしまったからなあ。

逆に、自動キャッシュクリア機能も優れているようで。
人の顔や名前、道順などは覚えていないのに、誕生日は覚えているという。
たぶん何かに関連づけて記憶しているのだと思うけど、その情報に顔や名前や道は関係ないのだろうね…(よくわからん)

話戻して、編み図記号も、書き手によって書き方が変わらなければいいのに。
そうすれば、昨日の本では青だったけど、こっちの本ではピンクぅ?!みたいなことが起きずに済む。
(さっきそれで間違ってほどいた)

海外のパターンだと、編み方は図ではなく、文章で書かれている。
わたしとしては、そのほうがありがたい。
英文でも日本語でも構わないので文章化してほしいと思ってしまう。


たしかにそういえば、漫画本は絵と文章が混ざってるので読みにくい。
よく否定されるのだが、漫画本のほうが読むのに時間がかかる。ほんとうに。

その仕組みとして、小説は、文字を形として(感じるものとして)捉えているのか、速読ができる。
ぱらぱらとめくるだけで、文字の印象で情緒を感じることができる。

でも漫画本は、キャラクターの表情や背景線などから情緒を読み取らねばならない。
それはできるけど、同時に文章を処理する時に、わからなくなることがある。

まあ、そんな情緒は、編み図にはいらないので、

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なんとかならんものかと、靴下にも模様編みを入れてみる。

編めるよ、編めるんだよ。
楽しいし。練習だ!

靴下の編み図はわかりやすいけど、
課題の図はなぜかわかりづらい。書き方の問題?
きっとそう、そういうことにしよう。

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↑今日の課題

この脳みそは、↑これがクトゥルフにしか見えないのですでにぶっ壊れておる。

ワタシガンバル。

今日も善い一日を!



模様編みのなかでも、アラン模様(縄編み模様)は、ケルトの代表的な模様で、「ケルティックノット(ケルトの結び目)」と言われる。

これは糸端がないことから、「始まりも終わりもない」=輪廻転生や時の流れを表す。
細部では、模様によって様々な意味がある。

わたしが編み物をやる中で、一番やりたいことがこれだった。
線を面にする作業の中で、結び目や交差模様を作るというのは、なんとも儀式的だ。

こうしたケルトに関する文献を読んでいると、懐かしい感じがするし、浮遊感がある。
わたしはそこで生まれて、そこへ還るのかもしれないとどこかで思う。

わたしのルーン占いのメニューがあるのだけど、

ひとくちにケルトと言っても、ヨーロッパ大陸のケルトと「島のケルト」(ブリテン島やアイルランドなど)が少し違うくて。
わたしは島のほうに惹かれてしまうのだ。
なので島のケルトの思想をお伝えしているため、一般的なゲルマン共通ルーンとは少し意味が違う。

それは日本と深い関係にあるのだがその話はまたおいおい。


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