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生きたい。

いつもは自分のサイトに記事を書いているけど、スマホで記事を書くときはnoteの方がやりやすいとおもったのでこっちでも書いてみます。

生きたい。

僕が強く思っていることは生きたいということ。たぶん全国の1996年生まれの中でもこんなに強く生きたいと願っている、思っているのはほんの一握りだろう。

僕は22歳と11ヶ月時点で初めて自分の死というものと向き合った。この歳で死について考えたことがある人はいっぱいいると思うけど、向き合ったことはたぶんないと思う。

生きたい。

こう思うことは僕より治療が大変な人に失礼かもしれない。それでも僕は生きたい。


僕はこの世界に何を残してきたのだろうか。たったの24年という年月で。まだ何も残していない。


24歳になって撮ったCTの結果が良くなかった。腎臓の下のリンパ転移が急速に増大していた。3月時点では2センチ。5月は3.3センチ。  


診察で初めて緩和治療を考える必要があるかもしれないと言われた。末期ではないけど、痛みをコントロールしながら延命していくと説明を受けた。


僕は今まで根治を目指して抗がん剤を頑張ってきた。そして手術も乗り越えてきた。抗がん剤だけで根治はたぶんできないと知っていたけど、なんとか自分の身体に気をつけてわずかな希望にかけて頑張ってきた。

今回の緩和治療という言葉で僕の目の前にモヤがかかった。座って耳に入ってくる言葉をなんとか聞き逃さないようにすることで精一杯だった。


人間危機を感じると冷や汗が出るというが、本当に冷や汗をかいた。


診察が終わり抗がん剤治療へ。僕は必死になって泣くのを堪えていた。病院では泣かない。


だけど、僕はどうしても堪えられなくなって看護師さんに自分の辛いことを打ち明けた。そしたら目元がうるんできて、一気に涙がこぼれ落ちた。


看護師さんも一緒になって泣いてくれた。とても嬉しくて幸せを感じた。


僕はまだ生きていたい。何ができるかわからないけど、死ぬその時に成し遂げたことを誇りに笑って死にたい。

生きているだけでも幸せなのにこんなに欲望塗れだと神様に嫌われてしまうかな?笑

それでも僕は生きていたいんだ。

またいつになるかわからないけど感情、気持ちを整理するためにノートを書きます。


またね。






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