アルキメ・デス

ある明るさ肩をかすむ風 洗濯物の影にくるまって
きみのエクボが深呼吸する きみには聞こえてこない
小さい頃合いにさよならしたくなかったもの
ぼくは帽子の高さをおさえたまま

ひとりの重さは一人では解決できない
カッコ付きの強がりが 剥がれ落ちるとき
アルキメ・デスをよび出す

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