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雷乃収声(かみなりすなわちこえをおさむ)

今は節気でいう秋分の始めで、雷乃収声(かみなりすなわちこえをおさむ)の時期です。これは、『黙黙と力強く湧く入道雲は消え、夕立時に鳴り響いた雷が収まる頃』という意味だそうです。

空を見渡すと、うろこ雲とまでは言えないかもしれませんがとぎれとぎれの小さな雲が浮かんでいます。7.8月によく見かけていた入道雲はまったく見当たりません。

また、夏によく轟く雷は空気中の窒素の分子を分解し、その窒素が肥料となり作物の成長を促すそうです。
雷のお陰もあるのでしょうか。夏の間に柿の実も成長しました。

まだ実は小ぶり。もう少し大きくなりそうです。

熟さず落ちた柿の実のかじった跡を発見しました。

かじり跡のある実のすぐ近くには柿の種も沢山落ちています。
こっそり動物が食べに来ているのかもしれませんね。
夏にカメラに映ったアナグマか、たぬきか、カラスか。想像が広がります。

厳しい暑さが少しずつ和らぐこの季節、ぜひ空や木々の変化を観察してみてくださいね。(片岡)

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