どんぐりのぼうしで草木染め
本日はFIT森の草木染め教室さんが、染め物の講習会を行っています。
スタッフさん達は厨房で染め物に必要な焙煎液を仕込み中です。
今回はクヌギの殻斗(かくと)、いわゆるどんぐりのぼうしと言われる部分を使っています。
大きな寸胴にぼうしを沢山入れて、ぐつぐつと煮だします。
濃い茶色がでてきました!
これは染めたあとの残りの媒染液です。
薄い線のところまでもともとは液が入っていました。
この後、先ほど煮込んでいた液を追加します。
本日はポリバケツいっぱいの約40ℓの媒染液を作るそうです。
今回は板締めという方法で染めました。
薄いオレンジの部分も濃い黒っぽいところも、どちらもクヌギのぼうしの色。焙煎液にみょうばんを使えばオレンジ、鉄を使うと黒っぽく色が変化します。
布に二つの色が重なりあっていて深みがあってきれいですね!
板締めに使った板を天日干し中です。
こちらはムラサキという植物の根っこを使って染めたストール。
布の縫い目や色の濃さで1枚1枚表情が異なっています。
自然から色が生まれる様子はいつみても面白いです。
団体さんの活動にご興味のあるかたは、センターまでお問合せください。
また、センターでも来年度、また染め物のイベントを計画中です。
こちらは後程、ホームページにて情報を公開したいと思います。(片岡)
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