見出し画像

短期離職パラサイトシングルが転職して後悔したこと

医療系事務を短期離職したあとに職業訓練に通いECサイト運営の内定を取れた実体験を書いていきます。
ぬくぬく実家で物理的金銭的に守られながら、モラトリアムをしている人間の転職活動期です。

本記事は転職についてよく言われる、現職中にしておけばよかったこと、志望動機、転職エージェントについて記述してあります。
有料に設定しているのは、筆者人生史上トップに入るくらいに苦しかった経験を安売りしたくない、本当に苦しくて転職したい人に届けたいからです。よろしく。


筆者について

基本プロフィール

名前 黒髪乙女
1998年生まれの25歳。
最終学歴は4年生大学卒業です。
ストレートに働いていれば3年目みたいです。
新卒で医療系事務の正社員として勤務していました。1年半後の2022年10月に退職しています。
医療系事務では基本給12万円、調整手当3万円、住宅手当2万円の月給17万円でした。残業代は支給されません。調整手当に含まれていると推察します。残業を計算したとしても妥当な金額だと思いますが許してません。
交通費を入れなければ手取り14万円です。
賞与は年間トータルで1か月です。
2022年12月から2023年4月末までwebデザイナー養成職業訓練に通っていました。
修了後は発狂しながら転職活動をしました。
理解のある彼くんはいません。
実家暮らしです。虚弱体質独り言おばけの母と、理想と現実のギャップに戸惑う医療従事者のお小言姉と、自分さえ良ければいい浪費パチンコ大好き父と暮らしています。(ちなみに私は能天気自分かわいいめんどくさがりSNS中毒妹です)

希望職種について

Webデザイナー、もしくはコーダー、それでもだめなら事務職、
正社員、
年収は230万(前職を下回らない金額),
年間休日は120日、最低でも110日ほしい、
勤務地は福岡市内であれば引っ越しが必要であること、できれば自宅から通いたいことを伝えました。

お金について

1年以上働いているので、失業保険受給対象でした。
支給中に職業訓練がスタートしたので給付延長が適応されました。
最終月にハロワが定める転職活動の要件を満たすと1か月延長してくれます。
転職活動の要件とは職業訓練校で指導があると思いますのでそちらを参考にしてください。
国民健康保険は一部免除をせずに全額支払いを継続していました。
年金は免除申請をしました。
奨学金は、県奨学金・日本学生支援機構(JASSO)ともに1年の免除をしています。このまま放置していれば10月から引き落とし再開です。早く返し終わりたい。
住民税は退職のタイミングによって変わると思うので割愛します。めんどくさいだけ🍄
 
収支としては
退職月2022年10月の総資産86万
内定獲得時(2023年8月20日)の総資産36万

失業保険は6か月で総額103万円振り込まれました。
これには職業訓練に通うための交通費と受講手当も含まれています。
 
毎月の固定出費が国民健康保険1万5千円と、生命保険が2千円、携帯料金が8千円でした。訓練中は満員電車に1時間以上揺られるのが苦痛で特急を利用していました。自腹で月8千円でした。
失業保険こそありましたが、新しいPCが25万円したことと、自動車保険と自動車税が15万円あったので、それが響いています。
3月に車検もあったのですが父に全額援助してもらいました。4万円也。
家族は煩わしいところも多々ありますが、私は利用し尽くしてやろうと決めているので、かわいこぶり、結果その多くを援助してもらっています。
これだけ聞くと実家太いといった声が聞こえますが、それは違うと思っています。
奨学金を利用している時点で察してください。
恵まれてこそいますが、実家太め完全体ではないので。
 
一人暮らしだとこれに家賃水道光熱費がかかるのでぞっとしますね。実家暮らしだからできたことです。筆者はパラサイトを決め込んでいるのでできたことです。
 
 よく言われる内容や後悔についてご高説を垂れています。ただ、どうしてそう思ったのか、根拠も詳しく書いていますのでぜひ。

短期離職勢がよく言われる「3年神話」

「3年は我慢しろ」
転職したい人たちは必ず読んだ・言われたことがある言葉だと思います。
前提として、皆さんがかけてくださる言葉は正しいと思います。ただ、それを信じるかは別の話です。
メリットとデメリットがあると思っています。
メリットは3年続けて働ける継続の証明になることです。
現在は短期離職に理解がある人も増えましたが、採用する側、特に経営陣は世代的にも3年神話が無意識化にある場合があると思っています。3年神話がないにしても短期離職は警戒されます。最初に間違ってないと書いたのは、3年続けるべきだと思っている上層部もいると仮定しているからです。現場レベルでは些事でも、社長会長が首を縦に振ってくれない可能性があります。裏を返せばそこを払拭するのが面接の場なので腕の見せ所です。
デメリットは3年続けたとしても明確な経験として買ってくれる企業はあるのかという点です。例えば私のように業界から職種まで変える場合です。キャリアをリセットする場合、3年経つまで我慢するべき業務内容なのかを考えるべきです。3年続けた人による異業種転職の書類の通過率がどれくらいか筆者は知らないので、推測の域を出ませんが、目的によっては意味のないことかもしれません。
このほかにも金銭的なことや精神的なことがあるので、3年続けるか、だけで決めきれない問題だと思います。
例えば、職種は同じで業界は変えたい人であれば、3年経験を積んで継続性の証明をした上で、自己PRのエピソードを作ってから転職を実行してもいいと思います。もう経験を積んだ、もしくは適切なアピールにならないと判断した場合は3年待たずに退職していいと思います。
実績を作るために続けていたら3年経っていたパターンもあると思います。踏ん張って3年経っていたら継続の証明になってラッキーだと思ってください。
 
筆者はキャリアリセットの希望で、業界も職種も変わるパターンでした。一通り業務を経験し、科される業務内容から得られる実績は必須ではないと判断し、3年神話は無視することを決めました。
実際に使用した自己PRは有料部分に掲載します。
 
まとめ
3年勤めると継続の証明になる。ただし3年間で積める経験や実績がないと判断した場合は無視してもよい。

ここから先は

6,712字

¥ 1,000

期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?