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2022年はフォートナイトがeスポーツ界の覇権タイトルにかえってきます。マジで。

はい。私、黒川は真剣にこう思ってます。

今年のフォートナイトは何かが違うな?

これにはオカルト的な理由と、シーンを取り巻く環境的な理由と、社会的な理由と大きくわけて3つの根拠があります。

好きすぎて仕事もサボってフォートナイトをしては怒られて、好きすぎるがあまりにフォートナイトに関わるお仕事は安く受けすぎて怒られて、このフォートナイト愛をどこに向けたらいいかわからなくなっていた黒川ですがようやく大きな声で愛を叫べそうです。

フォートナイトが好きだぁぁぁー!!!!

はい。ということこの思いはこの曲をBGMとしてお届けいたします。

【オカルト的理由】帰ってきたTT

まずはオカルト的な部分からいきましょう。
約2年という歳月を経て、マップのど真ん中に帰ってきたのが『ティルテッド・タワー』という伝説の街なんです。

ここはフォートナイトをチャプター1の頃に遊んでいた方なら誰しもが初心者狩りにあい、レベルアップするための登竜門的な初期マップの象徴的な場所なんですが、2019年のワールドカップ開催時にも数々のドラマを起こしてきた場所です。

ソロで降りれば腕に覚えのあるやつ30人はここに降りるし、スクワッドでエンジョイしようと思ってもイキリ野郎が1人でTT降りしてすぐやられてしまうし、という思い出なしでは語ることは出来ません。

クリエイティブ機能がまだないあの頃、プレイグラウンドモードでTTに降りて資材を集めてから建築バトルをしていましたね。

若き日のくろかわ

そんなTTが帰ってきました。
YouTubeを見れば古参勢がどれだけ喜んでいるか、わかると思います。

TT復活を喜ぶ古参勢の動画まとめ

そうです。シンプルにあの頃を知っている俺たちはTTが帰ってきたフォートナイトが盛り上がらないわけがないと信じています。
きっとワールドカップが今年も行われて、16歳で賞金3億ゲットしたブーガ選手に続くスーパースターが誕生すること日がくるんです。

チャプター2は釣りにはじまり、マーベルコラボや、ミシック武器というぶっ壊れ武器の登場で競技プレイヤーには不遇の時代でした。(とはいえ他タイトルではあり得ない毎日レベルで超ハイペースに競技大会がゲーム内で行われていたので全体的なレベルがむちゃくちゃ上がっていますが)
エンジョイ勢は飽きないし、新規も常に増え続けてはいた。

そんなチャプター2をこえて、チャプター3は古参勢を再度巻き込むこの展開力はフォートナイトファーストインパクトのあの時代を思い出さざるを得ません!!

これが第一のオカルト的理由でフォートナイトが再び盛り上がるであろう理由です。予言です。

【環境的理由】REJECTの部門設立と親世代の盛り上がり

2つめの理由は特に日本でのフォートナイトを取り巻く環境の変化についてです。

まず競技シーンから、フォートナイトリリース初期の頃は多くのプロチームが参戦しましたが様々な理由から部門解散を繰り返し安定した活躍を続けてこれたのはCrazy RaccoonとRiddle、GamewithにGreen Leavesくらいでした。チャプター2に入ってALBAの台頭やGamewithの勢力拡大でさらに盛り上がってきましたがチャプター3に満を辞してついに、日本のEスポーツシーンの最前線を走るREJECTがFORTNITE部門の立ち上げを発表しました

第一弾の加入がMonster選手なのも熱い。どんな経緯なのかインタビューとかさせてもらえないかなー。
REJECTは若き代表が引っ張る日本でも特に勢いあるeスポーツチームのひとつで、PUBG MOBILEをはじめVALORANTやシージでも日本トップで戦い続けてるそんなプロチームがようやくフォートナイトに。これは熱い。

この辺もっと時間かけて書きたいから別の記事にしますが、とにかく熱いREJECTのフォートナイト参戦。現役ど真ん中のMonster選手を軸にどんなプレイヤーが集まるのか超楽しみ。Monster選手もFNCSでブレイクしてALBA加入から色々あって抜けたけどREJECTってことは多分いろんな覚悟あってだとおじさん勝手に妄想しちゃうのでマジで頑張ってほしい。

ちなみにREJECTからは追加での選手募集も出てるのでこっちも見てね。

フォートナイト界隈ではしばらく勧誘のみで募集はちょっと頼りない内容の応募フォームばっかりだったけどそこはREJECTの安心と信頼の内容でした。
若い子ばかりで大変だと思いますがREJECTの中の人応援してます!!!

長くなっちゃったけど環境的理由のもうひとつが親世代の盛り上がりにあると思ってます。
20代後半以降の親世代で今めちゃくちゃフォートナイト流行ってます。
理由はいわずもがな『子供がやってるから』に尽きると思うのですが、これが実は今までのフォートナイトの根本的に足りなかった部分だと思ってます。

親世代の理解、ってマジで一つの大きな部分だなと思っていて格ゲーなんかはゲーセンのオフラインコミュニティから長い歴史もあって大会実況の説得力というか重みのレベルが段違いで、選手のストーリーとか噛み砕いてくれるから本当に話が早い。世界に入りやすい。応援しやすい。環境がありまして、同じようにシージとかバロラントもFPSの長い歴史の中で親世代にあたる年齢層がしっかりとコミュニティを持っているから見やすい。

フォートナイトはマジで、ここがずーーーーーっと足りなかった。

今選手にはbykn選手やNephrite選手がいるけど、プライベートでもフォートナイトを配信している実況の人はいない(解説はShirasuさんがいる)

若い選手が憧れる、若い選手に正しい道をしめせる大人が圧倒的に足りなかった。

そんなところをSwitchフォートナイトを始めた子供がPS5やゲーミングPCを買ってもらい、余ったSwitchで親が始める。とか子供と一緒に遊ぶためにSwitchを買って一緒にフォートナイトやり始めた親世代が今めちゃくちゃ増えてる。

黒川の体感だけでも去年から今年にかけて10人以上はいる。

そして小籔さんの親子大会をはじめ、気軽に参加できる企画もかなり盛り上がってるように見える。

「親がコーチ、子が選手でアジア#1へ」を掲げるクランIGNITEからもチャプター2ではアジア上位入賞選手が出てきました。

学校とフォートナイトの文武両道がモットーです。僕が親ならここ一択なのでは、というくらい素敵なクランです。

そして社会人が「自分達でももっと楽しみたい」という人向けのクランやスクリム(練習会)もすっごく盛り上がってます。(ここにはまだ参加できてないので黒川も近々参加します。)

去年の11月福島県南相馬市で行ったフォートナイトのワークショップ的なイベントでは一瞬で定員が埋まるくらいの人気の中、親御さんがプロの勉強会で必至にメモをとる姿もあり、子供がオフラインでビクロイを目指す姿を応援するなんて本当に見たかった景色があったのが印象的でした。


黒川自身はeスポーツをスポーツに、なんて思ったことはないけど本当の意味でスポーツのように盛り上げていくには親世代の応援は不可欠なわけでそこの理解度、盛り上がりがようやく追いついてきた今年こそがフォートナイトがさらに覇権タイトルにかえってくる勢いを感じています。
うまい下手は関係ないのでアラサーの人もっとフォートナイトやりましょう。大会とかめちゃくちゃ面白いので一緒に見ましょう。

【社会的理由】アフターコロナ

僕自身がフォートナイトに出会ったのは「オールナイトでフォートナイト」というオフラインのイベントで、そこではプロゲーマーの方がフォートナイトをプレイしてみせて良いプレイで盛り上がる。仲良くなったら乾杯して語り合うみたいな当たり前の景色があって。

初回のステージ0ではオフライン開催に選手が集まって顔出し、学校名を背負ってプレイする姿に盛り上がったし。

サッカーも野球も強いスポーツ競合校の桐生第一高校では準優勝の横断幕が学校に掲げられました。これやる学校マジでイキだなーとこころのそこから思いました。

さて時は2022年、もう自粛はいいんじゃないでしょうか?感染対策には最大限配慮した上でもう一度全力でオフラインの緊張した顔でマイクを握るeスポーツ少年たちの顔を見たいと思っているのは僕だけでしょうか?

そしていくつもあるeスポーツタイトルの中で、今大人が子供と一緒になって全力で応援できるタイトルはフォートナイト以外にありますでしょうか???

オフライン大会が始まるぞ、始まるぞ、始まるぞ、と各社いろいろ仕込んでる時期だとは思いますが、大ブレイクするのはきっとフォートナイトでしょう。

条件は完璧です。エピックさん今年やりますよね?
ワールドカップ!!!

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