22. アダムはひとり

アダムは一人になってしまいました。
創世記によれば、エデンの園から追い出されたのは、アダム一人。
神はアダムとエバの二人に皮の服を着せてやりました(創3章21節)。
でもエデンの園から追い出されたのはアダムだけ。

神である主は仰せになった。「見よ、人は善悪を知り、われわれのひとりにようになった。今や、人は命の木の実をも食べ、永遠に生きるであろうから、彼が手を伸ばしてこれを取らないように――」。そして、人をエデンの園から追い出された。これは土から取られた彼に、その土を耕させるためである。神である主は人を追い払われた。そして命の木への道を守るためにエデンの園の東にケルビムと煌めく炎の剣とを置かれた。

『フランシスコ会聖書研究所聖書』創世記3章22-24節

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