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信頼 についてダラダラ持論を書く

SNSでの人間関係において、考える事があったため持論を落とします。
人間関係というものは『信頼』と言う概念を軸に構成されており、長期的な視野で考えた場合、一時的な合理性を超越します。

信頼なんて目に見えもしない流動的で感情的な甘っちょろい概念より、合理的で論理的な思考が正しいって、若い頃は私も考えていました。
しかし世間ではその『信頼』というものがとても大切にされます。


信頼を語る上で外せないのは甘えと相互利益です。

貴方が会社に必要な物品を発注する際、新しい取引先と1円でも安く取引を行うか、昔から付き合いのある馴染みの取引先と取引を行うか、どちらを選びますか?

画像引用:いらすとやさん

一度の取引というミクロな視点で考え、合理性を徹底すると前者ですが、マクロな視点で考えると、例えば大量発注時の値段の融通、納期の関係や発注数の増減、サンプルの注文、早急に物品必要になった場合の対応等ある程度の『甘え』が許される可能性があるのは後者です。
(勿論一般業者とはそのような事態はない事が大前提です。また、前者の取引先と新たな信頼関係を築いていくのもひとつの考えでしょう)

親に何かをねだって買って貰ったり、友人との約束の時間に少し遅れたり、そういう物もある種の甘えです。
そして勿論、このような甘えには代償が必要です。それこそが『信頼』です。

誰かに無理を通したり甘える際には信頼が必要なんです。これはなにも取引だけの話ではありません。
ゲームで寝落ちして部屋に参加出来ない。野良で起きればブロックですが、合言葉で起きれば許されるケースもあるでしょう。

ではなぜこのような区別が起きるのか。
これが相互利益と関係します。

新しい取引先とやり取りを始めると、馴染みの取引先はひとつ顧客を失います。毎回定期的に発注して貰える会社と偶にしか注文が来ない会社では、それぞれ印象も違うでしょう。『甘え』を通す事も難しくなります。
合言葉でも、寝落ちした参加者が次も参加してくれる期待を込めて許されるケースがある訳です。逆に何度も同じ事を繰り返すと信用を失い村に呼ばれなくなる訳です。

不安要素が顕在化してしまうと、他の参加者からの信頼を、部屋主が失う事になるからですね。
人間関係を考える時、他者から失う信頼について考えねばなりません。


これがゲームで繋がっている我々一般人の信頼です。

ある程度の甘えとそれを許す事の出来る相互利益。そのバランスが崩れると人間関係は破綻します。

なるべく皆さんとは、波風立たぬよう人間関係を築いて行きたい所ですね。
長々とありがとうございました。

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