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いっぱつ撮り【警告:椎名林檎】

今回は、警告(椎名林檎/作詞/作曲/歌)のギター演奏です。今回初めてきちんと音源を聴きましたが、物凄いグルーヴと世界観に圧倒されました。

くろがねです。m(__)m 今日も遊びに来てくれて有難う御座います。

先日、楽器屋にピックを買いに行った時。買い物をして素直に帰ろうとしたのですが、その・・・どうも気になってしまって。以前から気になっていた中古のギター。

ちょっとだけ試奏してみようかな・・・

くろがね「あ、、スイマセン!お兄さん。これ、ちょっと弾いてもいいかな?」

店員「ああ、いいっすよw こちらにどうぞ!」

「・・・あ、オジサン適当に弾いてるから、お兄さん仕事してていいよ」

「え、まじすか?有難う御座います!じゃ・・・」

「🎸ジャーン・・・ピロリロ・・・ギュイーーン・・・」

「・・・・・・いいなぁ。これ。いや、まじでいいよこれ」

「おーい!!お兄さ~ん。これ・・・欲しいなぁwww」


弾いちゃったら・・・ね。気が付いたら、値段交渉してましたw


今日は、noteギター部 部長らしく ギターについての話と、最後にそのギターを演奏した動画をご覧頂こうかと思います。

動画だけ見るよーという方は、文末に動画を貼り付けてありますので
そちらに飛んで下さい。

では、ギター蘊蓄をお読み頂ける方は、どうぞ。

では、スタート!


Greco(グレコ)というややマイナーなメーカーなのですが(グリコじゃないですよw)1989年~生産されたラインナップの廉価モデル。

次回の弦交換時にメタルパーツ磨きます。

ボディは再塗装の形跡があり、ネックもだいぶ経年の劣化が進んでいましたが、状態自体は悪くはなく所謂プレイヤーズコンディションという感じ。

Greco グリコじゃないよ(くどいオッサン)

年代から考えても約30年前の生産なので、それ相応の状態です。
前オーナーがスキャロップという特殊ザグリ加工を施している様で、

高音域(20~22f)が深堀されています。
見た目は良くないですが、演奏する上では非常に有難い加工で、

速弾きギタリストには、嬉しい加工なのです。
(強く押弦しすぎると音が#してしまうのでコツが要ります)

スキャロップ

見たところ、ネックのハイポジション淵も角が潰されており、
なかなかの研究・練習熱心なギタリストであったことが伺えます。

弾いた感じ、ボディ材は・・・多分、アルダーとみた。軽いし。

※アルダーとは、主に欧州に成育する広葉樹で、その木目の美しさや加工のしやすさから、家具や楽器に利用される木材。ギターでは、いわゆる枯れたヴィンテージサウンドの特徴となる重要なボディ材である。

解説:くろがね🎸クウヤ

しかも、かなりの当たり材と思われます。生音も良好だし、音の立ち上がりも軽快です。

ネックもメイプル+メイプルトップで、ローズ指板にひけをとらない感触。
スムーズなフィンガリングが可能です。やや厚めのネックも好みです。

ピックアップ(ギターのマイク部分)は当時のグレコ新開発の逸品。
その名もヴァージン・キラー(笑) ネーミングセンス最高。

このマイク、出力は少々弱いのですが、音質が素晴らしい!
わたし、もう三十年もダンカンのJB一筋なのですが・・・
※ダンカンJB(ジェフ・ベックモデル)

私の中では、ヴァージンキラーは、JBを超えてしまったかもしれない・・・
L-500(ビルローレンス)ほどピーキーではなく、ダンカンsuperdistortion(昔の)ほど個性的でなく・・・本当に、ちょうどいい音。

とにかく、近年では圧倒的な支持を誇る「中域が詰まった音」そのものなんですよね。ヴァージン・キラー(敢えて連呼するオッサン)素晴らしい。

ちなみに、私が学生時代に一時在籍していたバンドの名。
レディ・キラー (笑)

こうなったら、次回のオッサンバンドのバンド名は
マダム・キラーにでもするかな。


当時のグレコが本気で安くてイイ竿を創ろうとしていたのが
伝わってくる。そんなギターだと思います。

激しくチョーキング(弦を持ち上げて音程をあげる技)するとチューニングが狂うという、古い竿のありがち症状を抱えているものの、

このギターなら、いづれはスパーゼル(ロックペグ)を装備しても損はないと思います。

フレットの喰い付きは、そこまで良くはなくてバイト感は無いですが、この量産クラスにそれを求めるのは酷というもの。ピッキングハーモニクスが気持ちよく出るだけでも有難いです。

それでは、宜しければこのギターでの演奏の動画をご覧ください。
なお、今回もアンプは使用せず、PC直結。

では、どうぞ。


今日も最後までお読み頂き有難う御座いました。

では!また!



#guitar

#noteギター部

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