死者による生者への励ましということを考えている。琳派で考えれば、光琳は宗達に励まされいたし、抱一は光琳に励まされていたのだと思う。光琳の中では、宗達の肉体は死んでいても、宗達の存在は死なない。それは、自らを時間の流れに接続させる感覚だ。

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