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AI問題に対して自分の意見、簡単に

まず、本記事には主語がそれほど存在しておりません。
また、自分自身の考えを書くために出展も載せません。
確かにあの一件がきっかけでこれを書くようになったのは事実ですが、残念ながら歪曲して伝わっているのでここでは触れません。
ただ、これを読む人が「あの一件で燃やされてる人だ」と思うのは自由ですし、実際問題自分も渦中にいる人物という大前提でこれを書きますのでそこだけは表明しておきます。

イラストに対する感想は主観である

これが一番初めに言いたい事です。
 
有体に言えば「そう見えたからそう見えたと言っている」という事。
橋が描かれた絵を見れば「橋が描かれてますね」と感想を抱き、色鉛筆で描かれた絵を見れば「色鉛筆を使用していますね」と言う、ただそれだけ。
 
当然、AIに見えたから「AIですよね」と言う事もあります。
前述の例で挙げたような状況で、橋に見えた物が実は水道橋で、人間が通行する建造物ではなかったら…色鉛筆に見えた絵がデジタル制作だったら…同じように、AIに見えた物がAIでは無かったら、「ああ、そうなのですね」と答えるのが普通だと思います。

海外と日本のAI事情の違いを凡そ把握している

ここは日本です、当たり前です。
日本で合法な事はしていいに決まってます。そこは理解しています。
故にAIイラストを見つけた場合も「これは違法だ!」と言った事はありません。日本ではAIイラスト規制に対する法律が無いので。
 
しかし海外は違います。規制が進んでおります。人々の反応も違います。
正直、AIイラストを見ただけで「こんなものは間違っている!」と叫ぶ人が居るくらいに。
そしてAIイラスト生成技術も元を辿れば海外からやってきた技術です。
つまり、海外の姿が将来の日本の姿なのです。
 
海外フォーラムに不慣れな翻訳を使用しながら参加し、他国の人間の投稿を勉強させていただいておりますが、彼らは全員が「AI生成が抱える、違法なデータセットの問題点」を把握しております。前提で議論しています。
日本とは議論のステージが一段違う事を痛感させられます。

AIはもう既に見分けがつかない領域にある

現状はAIイラストが蔓延し、技術も日進月歩、精度は上がり続け、判定は難化の一途を辿っています。正直見分ける自信がない。
ですが確実に一定の絵柄、流行のモデルというのは存在します。
 
そしてこれはコミッションサイトが、AIイラストをAI判定に掛けた後で人間が直接チェックする時に用いられる基準なのですが「ある日突然このような絵を投稿した」というのも判断材料になります。
画力の向上は人間誰でもあります、つまり直近で描かれたイラストの画力と乖離しているのは「少し不自然な状態」と言えるのです。
 
当然、「絵柄が変幻自在な作家なんだから、どんなスタイルの絵でも描ける」という場合もあるでしょう。であれば、いくつかスタイルの違うイラストを投稿しているはずと考えても不思議ではありません。

手描きに見えるAIイラストに対して

「日本では合法」ですが「中身は違法なデータセット」である事を鑑みて、自分の意見としては「使用するべきでも投稿するべきでもない」と考えております。個人のモラルの問題であり、使用を制限する事はできません。
ただ、相応の物言いはされると思って使用して欲しいです。モラルを超えるというのはそういう事だと考えているので。

AIに見える手描きイラストに対して

こちらは当然AIではないので、AI使用に関するモラルの問題は発生しないと考えます。
 
ですが、確実に混乱を招くものと思われます。特に流行のAIイラストに寄っている場合は。
もしそれが投稿された場合、多くのAI生成者が「じゃあ、ボクも手描きです、疑うなよ」と言い出す事を止められないでしょう。
AI生成に違法なデータセットが含まれている事を知らずに「完全合法で完全クリーン」と思っている人がまだたくさんいます。自分個人の意見としては「どうか投稿を控えていただきたい」と思っています。
この意見は絶対に変えたくありません。

 
最後に、見出しにはしませんが自分は趣味の絵描きです。
自分が食えなくなる事を危惧した事はありません。
ただ、AI生成により見た目には優れた趣味絵を投稿されて、相対的に「下手」と言われる場合が増えてきました。別に個人的に絵の優劣をつけたいわけではないのですが、特にAI生成者や生成に賛同する人たちからの声が目立ちます。「手で描きもしないヤツに言われたくねーよ」と思う事ばかりです。
 
でもAI生成は確実に、上位のクリエイターの首も締め続けます。
AIを使用した攻撃も終わらないでしょう。
一日も早い法整備と、こんな事を書かなくて済む日が来るのを願って。
 
(書き物に不慣れなため、相当の校正ミス、文法文体の乱れがあった事をご容赦ください…いやひっでーなこれ)

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