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子宮の詩が聴こえない【最終・第三章】

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ネットに蔓延るスピリチュアルの恐怖を描くフィクション。出版社に勤める黒田誠二は、育児に悩む妻まさみと不穏な日々を過ごしていた。ネットで見つけてきた怪しい人気ブロガーに急速に心酔し… もっと読む
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記事一覧

子宮の詩が聴こえない3-①

(第1章を読む)(第2章を読む) ■| 第3章 謀略の収束 ①「狂乱」 静かに波音が聞こ…

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子宮の詩が聴こえない3-②

(3-①を読む)(第1章から読む) ■| 第3章 謀略の収束 ②「身勝手」 若田ショウは…

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子宮の詩が聴こえない3-③

(3-②を読む)(第1章から読む) ■| 第3章 謀略の収束 ③「屋上の姉妹」 未久から…

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子宮の詩が聴こえない3-④

(③を読む)(第1章から読む) ■| 第3章 謀略の収束 ④「父との電話」 電話口とはい…

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子宮の詩が聴こえない3-⑤

(④を読む)(第1章から読む) ■| 第3章 謀略の収束 ⑤「ショウの意趣返し」 女性記…

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子宮の詩が聴こえない3-⑥

(⑤を読む)(第1章から読む) ■| 第3章 謀略の収束 ⑥「悪友」 祭りが終わった翌日…

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子宮の詩が聴こえない3-⑦

(⑥を読む)(第1章から読む) ■| 第3章 謀略の収束 ⑦「底なし沼」 若田ショウが忽然と姿を消したのは、弥生祭から二日後の朝だった。 華襟町の商店街をぶらつきながら、鳩矢銀太郎はぼやいていた。 「何回電話しても繋がらんし、どこに消えたんや。若田のレンタカーがないと空港まで帰られへんやないか。タクシー代をミジンコブログ社に請求してもええんやろな」 それを聞き、そばにいた愛人のなっちゅうこと竹中なつみが明るく言う。 「わたし、車の鍵を預かってますよ。もう放っておいて帰

子宮の詩が聴こえない3-⑧

(⑦を読む)(第1章から読む) ■| 第3章 謀略の収束 ⑧「拉致」 弥生祭から二日が過…

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子宮の詩が聴こえない3-⑨

(⑧を読む)(第1章から読む) ■| 第3章 謀略の収束 ⑨「切り捨てる」 2時間ほど経…

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子宮の詩が聴こえない3-⑩

(⑨を読む)(第1章から読む) ■| 第3章 謀略の収束 ⑩「炎上」 フロアに横たわる未…

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子宮の詩が聴こえない3-⑪(完)

(⑩を読む)(第1章から読む) ■| 最終話 ——— O県旅行も三日目だ。 祖父母の家に…

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