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プレゼンは、下手な方がいい。

プレゼンが上手いだけで採用されたら、
つまんない広告のせいで
クライアントに迷惑をかける。

それを採用した担当者も、オマエ自身も、
みんな不幸になる。

いいプレゼンをすることより
いい企画を必死に考えろ。

プレゼンでは、オマエが
どうやって企画を考えたのか、
そのプロセスを説明すればいいんだ。


これは、広告界のスーパークリエイター
岡康道さんが教えてくれたことです。

昨日7月31日。
63歳の若さで永眠されました。

ちょうど昨日
「プレゼンって、どうやれば上手くできるんですか?」
と質問されたとき、
久しぶりに岡さんの顔が浮かんで
「プレゼンは、下手な方がいい」
と、彼独特の低音で楽しそうに話す口調を
マネながら力説していた。

岡さんはボクの人生にもっとも影響を与えた人で、
この人を知らなければ広告業界に入ってないし、
この人と出会わなければコピーライターになれてないし、
この人が大活躍してたから必死になってがんばれた。

岡さんはお酒が飲めなくて、
居酒屋でのファーストオーダーは
コーラだった。

ボクもお酒が飲めなくて
「すいません、コーラ2つにしてください」
と便乗オーダーをさせてもらっていた。

今日は、コーラと人生のバイブル
「岡康道の仕事と周辺」で献杯。

いま思い返すと
岡さんのプレゼンは、
誰よりもおもしろくて
何よりも視点がユニークで
どんなエンタメよりもハッピーな気分になれた。

いつかプレゼンのコツPART2を
聞いてみたかったな。

あなたの人生をちょっとおもしろくする、サポーターになりたいなと。