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青空、どこまでも

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ブータンの農業の発展、日本とブータンの国際交流、実在の日本人青年が異国で奮闘するさまを描いた短編の習作
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記事一覧

青空、どこまでも(6)

「話すしかないと思うわ。その、キンレーくんって子と」  里子の意見に腹を決めさせられて、…

青空、どこまでも(5)

 ジャンペイくんが積極的になるのに反比例して、キンレーくんとドレイくんは消極的になってい…

青空、どこまでも(4)

 翌日は、ダイコンを植えるための畑の土作りから始まった。作業するのは、もちろん僕一人だ。…

青空、どこまでも(3)

 しかし翌朝、はちきれんばかりの僕の期待は、あっという間にしぼんだ。 「こんにちは。西岡…

青空、どこまでも(2)

 家に戻ると、妻の里子が夕食の用意をして待っていた。ブータンには、いわゆるダイニングテー…

青空、どこまでも(1)

 僕がブータン第二の都市パロで初めて見たのは、朝日に照らされて輝くパロ盆地だった。町の中…