透明だから見えた 樹脂に気泡がはいる成形不良「ボイド」
今日あけたプラモ(食玩)のランナーに 空気入ってる!
どうやってはいったん?
と、小5の息子。
よくきづきました!
これ、うまく成形できなくてできた不良です
ランナーとは、プラモの部品と部品をつないでいる枠のこといいます。
部品がひっついてる棒?といったらわかりやすいでしょうか。
空気をぶくぶくといれたのではなくて、(おそらく…)樹脂の成形がうまくいっていないからできた気泡。
この不良のことを「ボイド」といいます。
ボイド とは
ボイドとは 成型品表面や内部に気泡や空洞ができることを指します。
原因はいろいろありますが、
・成形品の肉厚の変化がおおきすぎて、うまく冷却できずに中に空洞ができてしまった
・成形時に金型内の温度、成形圧力などがたりずに樹脂内に空気が残ってしまった、樹脂のガスがうまくぬけなかった
などが、かんがえられます
この「ボイド」の不良は、中にできる気泡や空洞。
今回は、「透明」だったから目で見て、気泡ができていることがわかりましたが、不透明な成形品であれば、外から見たときには気づきにくい不良です。
空洞ができている部分が弱くなったり、折れやすくなったりするので、強度的な問題がおきます。成形品の厚みがある場合や、強度がとても重要な場合は、非破壊検査などでボイド不良が発生していないかを確認したりします。
この成形品は、食玩のプラモデルですし、強度的には問題ないと判断されて、検査を合格したのかな…
私のサンプルにGET🎵🎵
今回の気泡…
いつもつくっているガン〇ムのプラモには、こんな気泡がはいっていることはないので、息子が気づきました。さすが、ガ〇プラの品質管理はちがうな! と思いつつ…
息子には簡単に、「ほんまは入ったらあかんねんけどなー。」といいつつ、簡単に説明しときました。わかってないかもしれんけど…。
すてへんの? と言われましたが…
ちいさいし、透明でわかりやすいし!
このランナー、私のサンプル箱に保管決定🎵
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