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「消防練習所跡地」(東京消防庁消防学校発祥の地)

国より古い、都の消防学校

★ジャンル【学校】【官公庁】
★場所 千代田区麹町2丁目千鳥ヶ淵公園内
★最寄駅 東京メトロ半蔵門駅

これまでの23区発祥の地一覧

★碑文
「大正2年6月13日、勅令により我が国に初めて消防訓練所が創設され、大正3年10月1日からこの地において消防職員の教育訓練が開始された。以来多くの精鋭がこの練習所を巣立ち、首都の防災に寄与した。今日の東京消防庁消防学校はこの消防練習所を前身とするものである」

★解説
 半蔵門に隣り合う千鳥ヶ淵公園内の植え込みにありますがちょっとわかりにくいです。
 東京の公設消防組織は、1880年(明治13年)6月1日に、内務省警視局に消防本部が設立されたのが始まりです。以後敗戦後しばらくまでは、消防は警視庁の一組織として運用されてきました。
 その中で1913年(大正2年)6月に消防練習所が創設されますが、実際に校舎ができて1期生が入学するのは翌年、1914年(大正3年)10月となります。その後1938年(昭和13年)5月に渋谷区幡ヶ谷本町(今の初台駅の北あたり)に移転し、1948年(昭和23年)3月、東京消防本部が警察から独立すると同時に東京都消防訓練所に改称されました。

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