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「東京府豊島師範学校 同附属小学校発祥之地」
学芸大に連なる教員養成学校
★ジャンル【学校】
★場所 豊島区西池袋1-8-26池袋西口公園内
★最寄駅 池袋駅
★碑文
特になし
裏面と脇に沿革の年表があります。
★解説
池袋駅西口を出て少し進むと、東京芸術劇場の前に池袋西口公園が広がります。その左奥、野外劇場の舞台脇の植え込みにあります。碑のマークは創立時から校章となっていた撫子の花をデザインしたものです。
東京府豊島師範学校は1908年に設置され、1909年にこの地に開校しました。東京府が運営する教師育成の師範学校としては2校目でした。開校時は落合にあった仮校舎で開校しており、当初学校ではその開校日の4月17日を創立記念日としています。開校日にはまだここは工事中でした。またその後2回も創立記念日を変更しています。
戦争中の1943年に国立に移管され「東京第二師範学校」と改称しますが、まもなく空襲で師範学校の校舎が全焼してしまいます。附属小の校舎は無事でした。このため師範学校は1947年に小金井市の軍跡地に移転します。そして1949年に他の府立師範学校と統合して、新制大学の東京学芸大学となります。
東京には、国立の東京高等師範学校などを統合して新制の東京教育大学ができたため、新しい学校は「教育」の語を使わず、大学名とともに学部名も「学芸学部」としましたが、内実は「教育大学」でした。
統合時には統合前の各学校の校舎にキャンパスが散らばっていましたが、1964年に小金井に統合されます。池袋に残っていた附属小学校もこの時に小金井に移転
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