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「品川小学校発祥之地」

寺子屋から成立した品川区最古の小学校

★ジャンル【学校】 
★場所 品川区北品川2-2-12
★最寄駅 京浜急行北品川駅もしくは新馬場駅

★碑文
特になし

★解説
 京浜急行線北品川駅と新馬場駅のほぼ中間あたりの旧東海道、角にクリーニング店があるところで路地に入ると、奥に法禅寺というお寺があります。その門の脇に碑が建っています。
 品川小学校は品川区内で創立した最も古い小学校です。1873年(明治6年)に、都築幾三郎という人が、この法禅寺のすぐ北にある善福寺を借りて、算術中心の寺子屋を始めます。まもなく法禅寺に移りますが、地元の戸長がこれに目をつけ、公立学校にすることを申請して認められました。1874年(明治7年)のことです。当初の名前は第一大学区第二中学区第六番公立小学校品川学校でした。
 その後、義務教育化、周辺の人口増加とともに学校の規模も大きくなり、1924年(大正13年)に、京浜急行線を挟んで西側の現・品川学園の敷地に移転します。さらに御殿山小を新設分離、台場小を新設分離などの変遷を経ていきます。
 2011年に、以前から敷地が隣接していた区立の城南中学校と施設を一体とし、小中一貫校「品川区立小中一貫校品川学園」となりました。2016年には品川小学校・城南中学校とも正式に廃止され「義務教育学校・品川区立品川学園」となります。

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