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「近代ボウリング発祥の地」

「発祥」というにはやや難があるもののブームの基礎に

★ジャンル【スポーツ】
★場所 港区北青山2−8−44
★最寄駅 東京メトロ銀座線外苑前駅

これまでの23区発祥の地一覧

★碑文
「1952年(昭和27年)12月20日、わが国初のテンピンボウリング手動式設備で、東京ボウリングセンターがこの地に誕生する。後年、自動式設備の登場と相まってブームを生み、レジャー産業の基盤を作り上げるきっかけとなった」

★解説
 外苑前駅から神宮球場へ向かい、「TEPIA 先端技術館」敷地隅にあります。
 ここも発祥の意味合いが微妙です。「近代」ってついてる時点で怪しいと思いますよね(笑)。
 ボウリングというスポーツはレーンがないとできないので、ボウリング発祥=ボウリング場発祥ということになります。で、日本で最初にボウリングが行われたのは長崎のようです。1861年6月22日(文久元年5月15日)に、長崎市の大浦居留地に初めてのボウリング場「インターナショナル・ボウリング・サロン」が開設された、というのが広告の記事などからわかるそうです。日本ボウリング場協会では、この日を『ボウリングの日』としています。しかしこのボウリングは時期からして、古い形の9本ピンボウリングだったようです。
 その後1864年に横浜の外国人居留地にボウリングサロンができました。跡地には「横浜ボウリング発祥の碑」があります。さらに1869年には神戸の外国人居留地にもボウリング場ができ、神戸の跡地には「ボウリング発祥の地」の碑が建っています。横浜よりあとなんですけど・・・。
 さらにYMCAの施設に娯楽として導入されたり、第一次世界大戦時のドイツ兵捕虜収容所(徳島)にボウリング場が作られたり、さらに下って戦後の

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