日本歯科大発祥の地1

「日本歯科大学発祥の地」

日本有数の歴史誇る歯科大学

★ジャンル【学校】
★場所 千代田区大手町1-5-1
★最寄駅 東京メトロ、都営地下鉄大手町駅

これまでの23区発祥の地一覧

★碑文
「中原市五郎は、この地に、明治四十年六月(一九〇七)、公立私立歯科医学校指定規則に基づくわが国最初の歯科医学校として、私立共立歯科医学校を創立した。わが国の歯科医療は黎明期にあり、『学・技両善にして人格高尚なる歯科医師の養成』を建学の目的とした。国民の生命と健康を守るため、歯・顎・口腔の医学を教導し、数多くの優れた歯科医師を輩出し、歯科医療の発展と患者の福祉に尽力した。明治四十二年に現在の千代田区富士見一丁目に移転し、日本歯科医学専門学校を経て昭和二十二年に日本歯科大学に昇格した。日本歯科大学は、私学として『自主独立』という建学の精神を継承し、生命歯学部と新潟生命歯学部の2学部をはじめ、大学院二、付属病院三、短期大学二、博物館一を有する世界最大の歯科大学となった。」

★解説
 大手町ファーストスクエアビル西棟前、大手町交差点の角にあります。
 歯科大学というものは意外と数がありません。「歯科大学」とつくのは8つだけで、うち1校は医学部もある「東京医科歯科大」です。
 また東京歯科大学日本歯科大学日本大学歯学部大阪歯科大学九州歯科大学、東京医科歯科大学歯学部の6つは敗戦時に存在し、その後大学に昇格した名門校として「旧六」と称されています。「旧」とは「旧制歯科医学専門学校」のことで、戦前はすべて歯科医学専門学校でした。
 そしてこの日本歯科大はその中でも2番目に古い歴史を誇ります(1番古いのは東京歯科大)。碑文に「わが国最初の歯科医学校」とありますがこれは「公立私立歯科医学校指定規則に基づく」という限定があり、東京歯科大は前身の学校が1890年(明治23年)からありました。

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