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「ゼットケイ印ベルトレーシング誕生の地」(蒲田工業創業の地)

ベルトコンベアの重要部品

★ジャンル【企業】 
★場所 品川区東五反田3-3-8
★最寄駅 都営地下鉄浅草駅高輪台駅

★碑文
特になし

★解説
 高輪台駅のA1出口を出て、五反田方面に向かってください。二つ目の路地が港区と品川区の区境なのですが、これを左に下っていきます。少し行くと右側にロイヤル高輪台というマンションがあります。そのエントランス脇に建っています。
 しかしベルトレーシングってなんぞや?ですよね。おそらくほとんどの人が知らないでしょう。鉱業原材料などを扱う工場現場にお勤めの方はご存知かもしれません。
 普段意識しませんが、ベルトコンベアというのは偉大な発明です。さまざまな形のものを速く、安全に、効率よく、遠方まで運べる設備で、これがなければ、鉱石などを扱う工場は成り立ちません。また機械工業などの工場でも、部品や半完成品を流作業で運搬する設備としてとても重要です。身近なものでは、空港の手荷物受け渡し場や動く歩道もベルトコンベアの一種です。
 思い浮かべていただけるとわかると思うのですが、ベルトコンベアではゴムや金属でできたベルトが輪になってぐるぐる回ることで役目を果たしています。このように輪にするためには、どこかでゴムや金属を接着する必要があります。
 そのための部品がベルトレーシングです。大きくて丈夫なファスナーのようなものです。近年はゴムのベルトコンベアの場合、ゴムを溶かして接着してしまう方式も多いようですが、この方式の場合、事故でコンベアのゴムが

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