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東京23区発祥の地めぐり

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徳川家康の入府以来、日本の政治・経済、そして文化・芸能の中心都市として発展し続けてきた江戸・東京には、様々な物事の始まりの地があります。学校・企業・産業・芸術・風俗など、数多くの…
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2022年10月の記事一覧

「北区立豊川小学校発祥の地」

観音堂にできてまもなく150年★ジャンル【学校】 ★場所 北区豊島7-15-1 ★最寄駅 東京メトロ南北線王子神谷駅 ★解説文 特になし ★解説  王子神谷駅からは10分強かかります。駅から南に行き、北本通りと紀州通りが交わる交差点を左、隅田川方面に向かうと左手に紀州神社があります。その境内に建っています。途中右側の大きなスーパーや高校のある敷地は戦前は軍の広大な火薬工場で、洪水を避けるため現荒川を掘削した土で嵩上げされています。紀州通りは火薬工場につながっていた貨物線の

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「当所地名発祥之処 梶原塚」

「梶原塚」の遺物を移設★ジャンル【地名】 ★場所 北区堀船3-10-6 ★最寄駅 都電荒川線梶原停留所もしくは荒川車庫前停留所 ★解説文 特になし ★解説  最寄りの都電停留所から北の隅田川方面に向かうと、福性寺というお寺があります。参道から境内に入り本堂に向き合います。向かってすぐ右手に小さな小屋のような建物があり、その前の植え込み内にあります。とてもわかりにくいのでご注意ください。  現在は周辺の地名は堀船ですが、これは1932年に所属する王子町が東京市に編入されて王

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「農業技術研究発祥の地」(農事試験場創立の地)

農業技術研究所が長くあった場所★ジャンル【産業】 ★場所 北区西ケ原2-1 ★最寄駅 JR上中里駅または東京メトロ西ヶ原駅 ★解説文 「明治二十六年四月 農商務省農事試験場がこの地東京府北豊島郡瀧ノ川村西ケ原に創設され 我が国の農業技術研究は発祥した。 爾来八十七年 その間 昭和二十五年四月 農業技術研究所と改称される等組織機構の変遷はあったが 「西ヶ原」は常に近代農学を先導し 我が国における農業関係試験研究機関の母体として 多くの輝かしい業績により農業の発展に寄与してきた

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「洋紙発祥之碑」(洋紙製造発祥の地、日本製紙・王子製紙発祥の地)

渋沢栄一が設立した製紙会社★ジャンル【産業・企業】 ★場所 北区王子1-5-12 ★最寄駅 JR、東京メトロ王子駅、都電王子駅前 ★解説文 「此地ハ明治五年十一月渋沢栄一ノ発議ニ由リ創立シタル王子製紙株式会社ガ英国ヨリ機械ヲ輸入シ洋紙業ヲ起セシ発祥ノ地ナリ当時此会社ハ資本金拾五万円ヲ以テ発足シ同九年畏クモ明治天皇英照皇太后昭憲皇太后ノ臨幸ヲ仰ギ奉リ東京新名所トシテ一般ノ縦覧スル所トナレリ 同社ハ昭和二十四年八月苫小牧製紙十條製紙本州製紙ノ三社ニ分割スルニ至ルマデ名実共ニ日本

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「東京高等蚕糸学校発祥之地」(東京農工大学発祥の地)

日比谷から移り、研究所から学校に★ジャンル【学校】 ★場所 北区西ケ原2-3 ★最寄駅 東京メトロ西ヶ原駅 ★碑文 「明治十九年十月 麹町内山下町より移設 農商務省蚕病試験場  明治二十九年三月 改称 農商務省蚕病業講習所  大正三年三月 文部省移管 東京高等蚕糸学校  昭和十五年四月 移転 現東京都小金井市  昭和十九年四月 改称 東京繊維専門学校  昭和二十四年五月 昇格 東京農工大学」 ★解説  東京メトロ西ヶ原駅を降り、地上に出たところにある花と森の東京病院(旧大

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「滝野川教会発祥の地」

明治から布教続けたプロテスタントの一派★ジャンル【宗教】 ★場所 北区中里3-4-5 ★最寄駅 JR駒込駅 ★解説文 「日本基督教団滝野川教会は1904年(明治37年)9月に聖学院の学院教会としてこの地に誕生した。最初の礼拝はアメリカの基督教会(ディサイプルス)派の宣教師H・H・ガイ博士によって設立された聖学院神学校の校舎内において行われた」 ★解説  駒込駅の東口を出てください。普通使うメトロ側ではとても遠くなります。駅を出て北側に聖学院通りという道がありますので、そこ

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豊島区発祥の地一覧(8か所)

「山田耕筰歌曲『からたちの花』発祥の地」  「池袋地名ゆかりの池」(地名池袋発祥の地)  「成蹊学園発祥之地」  「東京府豊島師範学校 同附属小学校発祥之地」  「動輪の由来」(東京鉄道教習所、東京鉄道中学、芝浦工大高校跡地)  「染井吉野桜発祥之里 駒込」(ソメイヨシノ発祥の地)  「大谷大学開学の碑」  「C14年代測定発祥の地」  ★関連記事 千代田区発祥の地一覧(47か所+α) 中央区発祥の地一覧(59か所) 港区発祥の地一覧(37か所) 新宿区発祥の地一覧(20

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「C14年代測定発祥の地」

考古学などで活用の年代測定法★ジャンル【科学】 ★場所 豊島区目白1-5-1 学習院大学内 ★最寄駅 JR目白駅 ★解説文 「この地に於いて昭和29年、理学部木越邦彦教授により日本で初めて放射性炭素(14C)による年代測定が開始された。昭和34年〜平成13年の間に国内外からの試料、2万件以上の測定が行われた。測定コードGak−は海外でも認知され、地質学、考古学等広い分野の研究に貢献した。昭和50年には学習院記念百周年記念事業の一つとして、高精度の年代測定のために特殊な設備を

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