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聖護院 節分会へ

(公開失念分)
2月3日新年の護摩供養に聖護院へ訪れた。
昨年末、初めて当院に訪れた時とは違い、門前の通りも訪れる人がたくさんおられ、立派な山門幕の入り口の下では時々山伏が法螺を吹いて、節分の大護摩をお知らせしていました。

焦る気持ちを抑えて山門をくぐると、甘酒の振る舞いが行われていたので、ありがたく頂戴した。何かとても元気になれそうな気持ちになり、早速本堂前の庭園へ入らせていただいた。

本殿にも幕が張られ、お供えが並んでいる。入り口では僧侶がろうそくの献灯と引き換えに一人一人に祈祷をしてくれる。もちろん献灯をさせていただき祈祷していただいた。ただの献灯ではなく、祈祷をしていただけるのでとてもありがたいです。

厄除開運採燈大護摩供では山伏による問答・法弓の儀(ほうきゅうのぎ)・法剣の儀(ほうけんのぎ)・法斧の儀(ほうふのぎ)などが行われ、護摩壇で護摩木が焚き上げられます。

巻き上がる煙は風に煽られ、龍のように暴れながら空へ舞い上がる。

集まった信者さんたちは舞い上がる炎に祈りを捧げていました。

平安時代より都や国の天下泰平、護国成就を祈ってきた歴史ある行事に参加できたご縁に感謝です。

ありがとうございました。