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シロさんはどんな本を読んでいるのか

池袋パルコで開催中の「きのう何食べた?」展に行ってきました。去年の夏に渋谷で、秋には大阪で見てるからさすがにもういいかと思ったんですけど、行ってよかったです。

というのも、壁に作り付けの棚に並んだ文庫本が何だったのかがわかったから。前回までは文庫本にカバーがかかっていて、シロさんがどんな本を読んでいるのかがまったくわからず、もやもやしてたんです。

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見覚えのある著者や出版社に混じって、「藤田書房(かな?)」「カワハヤ文庫」が混ざっています。それにしても、『マウント境へ』や『酵素男爵』って、どんな小説なんでしょう。たぶん、元ネタになってる本があるんじゃないかと思っているんですけど、小説に疎いからさっぱり思いつきません。無念……。

あと、ついさっき気づいたんですけど、机の上にも本が何冊かありました(前回の展示写真にはなかった)。

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『パティシエ刑事』は、スイーツ大好きなシロさんの中の人(西島秀俊さん)を主役にしてドラマ化してほしいです。

スペースが広くなったぶん、キッチンもほぼそのまま再現されていました。食卓であまり見かけないけれど、シロさん、結構しぶい食器をお持ちのようです。

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実は、右下にある本も気になってたんです。シロさん、キッチンにどんな本置いてるんでしょう。

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『老人の好きな献立』

シロさんの味覚がおじいちゃんなのは知っています。でも、こんな本を参考にしていたとは。手前の薬とあいまって、おじいちゃん感に拍車がかかります。その隣にある『小さなお店、はじめました』はケンジの好みでしょうか。原作では出張カットを始めるケンちゃんだから、小さな夢を描きはじめているのかもしれません。

原画や衣装はこれまでと変わっていませんが、室内は「お正月スペシャル2020」版にアップデートされています。前回の東京の展示では置いていなかったソファーもありました。じかに座ることはできませんが、その代わりにダイニングテーブルに座って、イチゴジャムトーストの前で写真を撮ることはできます。さらに、台本も展示されており、シーンを思い浮かべると、「せりふ」が登場人物の「言葉」変わる瞬間の感動を体感できます。

東京の展示は13日で終わりますが、また地方でも開催してほしい! と思うくらい、パワーアップした展示でした。