2020/02/18 きりきり、どんより

オフィスのドアを開けた瞬間、上司が同僚にお小言を言い続けるのを聞く羽目になる。上司が代休を取っている間にこれはもめそうだなぁ、と思う出来事があったから、ある程度予想はしていたのだけど、15分くらいで終わるかと思いきや、なんと40分近くお小言が続き、さすがに心臓のあたりがキュゥゥっとなった。

こう書くと上司が一方的に悪いように思ってしまうのだけど、同僚も同僚で、これまで散々上司にお小言を浴びせ続けられているのだから、想定される結果をいくつか考えて、どうすれば被害を最小限に食い止められるかを考慮すればいいのに、と思うのだけど、そうしようとしない。もしかしたら、ずいぶん前から上司に2、3日に1回くらいのペースでお小言をねちねち言われているから、うまくやり過ごす気力や思考力が残っていないのかもしれない。

昨日の夜、寝る前にどんよりした気持ちになりながら「この先私はどうすればいいんだろうか」と祈りながら眠りについたら、隣の家が引っ越す夢を見た。上司がどこかに消えてくれるのか、それとも私が去るのか。夢の通りに行けばと隣にいる上司が消えるのだろうけど、なんとなく後者なんだろうなぁと思う。これは私のお気持ちもあるけれど、直近1年の上司と社長の言動を観察し続けた末の結論でもある。

推測だけど、上司も社長も説明下手だから、私に新しい仕事を頼むことができないのだと思う。「私に引き継ぐ」といった仕事を「忙しい」「事情が変わった」といってまったく引き継ぐそぶりを見せずにうやむやにするのも、安いお給料で即戦力(WEBメディアのディレクションができて、動画撮影&制作ができて、Photoshop や Illustlator を使いこなせる人)を雇おうとするのも、どんな仕事をしているか、どういうことをしてほしいか、どんなイメージで作って欲しいかを説明できない。交渉ごとも、彼らが思っているほどできているわけじゃないから、相手にうまく言いくるめられてしまう。

こうして振り返ってみると、

・考えられるリスクを複数想定できること
・自分が何をしてほしいか(あるいはしてほしくないか)を見極めること
・自分の意見を説明し、かつ、相手の意見も聞いてよりよい解を導くこと
・言うべきときは言うが、必要以上に言いすぎないこと

ができるように、謙虚に努力し続けることが必要なんだと思う。上に立つかどうかに関係なく。まだできていないから、たぶん相手を通して見せてもらっているのだと思う。がんばらねば(できれば他の会社で)。