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あまやどり読書室

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読んだ本の中から、「これはよかったよ!」というものを紹介しています。
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#小学館

たまにはなじみがない本を│読んだ本

アマゾンの潜入ルポを読んでいる最中に買った本です。ゴリゴリっとした本を読んでいると、あまり何も考えずにさらさらと読める本を欲してしまうのですよねぇ。 ただこの本、タイトルに「さみしさ」なんて入っていて、「何も考えずにさらさら」といかなそうな気もしたのですが、たけしさんの本だから大丈夫かな……と思って手にとってみました。 文体が会話調だったこともあり、確かにさらさら読めましたが、「老い」とか「死」といったことがテーマになっているので、やっぱりさらっと簡単に流せなかったです。

「自分さえよければ…」が行き着くところは│読んだ本

なんとなくタイトルから内容が想像できたので、もともと読むつもりはなかったんですが、気付いたら買っててびっくりした本です(ホントに)。 棚に戻したつもりだったんですけど、買ってたんですねぇ。たぶん、ビジネス書なんてめったに紹介しない方が、SNSでこの本を紹介していたのが気になって買ったんだろうと思います。 この本はアマゾンの実態を描き出した本です。アマゾンは徹底した秘密主義を貫く会社ということで、著者自身が小田原にある配送センターで注文した商品をピックアップするアルバイトを

料理の「きほん」を身につけるために|買った本

レシピ本をたくさん持っている割に、見ながら作ることがほとんどありません。なので、なくていいんじゃないかと思うこともあるんですが、たまにパラパラ眺めるのは楽しいし、なくすとただでさえ殺風景な部屋がもっと殺伐とした感じになりそうな気がして、そのままにしています。 そこに先日、楽しみにしていた寿木けいさんのレシピ本、『いつものごはんは、きほんの10品あればいい』(小学館)を本棚に加えました。 寿木さんは Twitter で「きょうの140字ごはん」というアカウントを運営されてい