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あまやどり読書室

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読んだ本の中から、「これはよかったよ!」というものを紹介しています。
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#古典に触れる100日

『天災と国防』を読む┃古典に触れる100日

久しぶりの投稿になってしまいました。読み終えたあと、ふせんを貼ったところを Evernote に書き出して、そこで感じたことや、特に印象に残った一文をモレスキンに書く、という作業をしているのですが、Evernote に書き出す時間がなかなか取れなくて。 えぇと、♯30分読書習慣 は細々と続けています。『後世への最大遺物』を読み終えた後、寺田寅彦著『天災と国防』を読みました。とあるブックフェア(6社合同の学術文庫フェア・チチカカコヘ)の冊子で興味を持ったのが、手に取ったきっか

『後世への最大遺物/デンマルク国の話』を読む┃古典に触れる100日

#30分読書習慣、101日目からの100日間は古典を読むことにしています。101~104日は、オイゲン・ヘリゲルの『日本の弓術』を読んでいました。 そして、105日目からは内村鑑三の『後世への最大遺物/デンマルク国の話』を読んでいます。 読み終えた今は、この本は講演録がベースになっているから、聞き手を退屈させないよう、ユーモアや関心を引く内容を交えながら進めたんだろうと思っています。ただ、先にどんな話が続くかがわからなかったので、このときは悲しい気持ちになりました。聞き手

『日本の弓術』を読む┃古典に触れる100日

#30分読書習慣、101日目からの100日間は、過去の著作物を読むことにしています。で、101~104日目でオイゲン・ヘリゲルの『日本の弓術』を読みました。 30分読んだあと、「ちゃんと読んだよー」と報告するツイートを流しています。少し前から手元の DayOne にも記録を残していますが、振り返りもかねて、読み終えたら note にツイートをまとめることにしました。 オイゲン・ヘリゲルは、かつての上司に『弓と禅』(福村出版)を勧められたのがきっかけで知りました。昭和30年