モエクリに参加してきました
1月31日、私は「燃えよクリエイターズ」に参加するため浅草にいた。
「燃えよクリエイターズ ~ハナエやしきワンダーランド~」
清川さん(@etomoji_)主催の浅草、花屋敷を貸し切ったクリエイターによるクリエイターのためのイベント。スキルだけでなく、クリエイターとして生きるための「食」や「健康」まで幅広いジャンルを網羅した講演や、アトラクションに乗れるというイベントです。
体調悪化によって退職して暇を持て余してしまっていたので、他のクリエイターさんたちと交流し、刺激をもらいたいと思い参加しました。
(それとこういうイベントに、一人で行けるようにというリハビリも兼ねて)
夜の浅草も初めてなので新鮮でした
業種別カラーブレスレットが交流のきっかけに
入口でまず、業種別に色分けされたブレスレットをもらいました。
私はデザイナーで申し込んでいたので紫のを。
それがきっかけでお声かけいただけたり、会話のきっかけになり名刺交換をし、互いの境遇を話したりできました。
一人参加だったので、この制度はとてもよかったです。
トツカ×マエダのクリエイターのお笑いガチンコトーク
トツカさん(@totsu_net)とマエダさん(@maeda_keikaku)のお笑いクリエイターコンビによるクリエイター漫才。
事前に来ていたお悩み相談に面白可笑しく答えたり、声紋だけで見事に似顔絵を描いたりととても面白いステージでした。
その中で私は、「スキルを上げるには?」というお悩みで、インプットだけでスキルを高めた気になっていないか、手を動かしてこそのクリエイターというトツカさんの言葉にはっとしました。
今じゃ色んな人たちがスキルやノウハウをSNSで発信しているので、Twitterを眺めているだけでも色んな情報が手に入ります。インプットだけではスキルアップではない、とりあえず失敗してもいいからやってみなければいけない。自分もインプットだけで手が動かない時があるので精進しなければ……
下記はお話を伺った講演の概要です。
どなたも15分~10分という短い時間でギュッと詰まったお話をされていました。
読まれる記事の書き方と発信のコツ
ライターErinaさん(@EriSugi999)の講演。
今回のイベントレポートを書いてみようと思ったきっかけの講演です。
イベントレポートは来れなかった人たちのニーズが多いのに反して書く人が少ない=発信効果高めという分析から、文章の組み立て方や事前準備などを分かりやすく説明してくださいました。
SNSで拡散される写真の秘密
フォトグラファーかまださん(@neokamayan)の講演。
写真やツイートを見てくれるように事前にツイート時間を告知する。いいなと思わせるポイントを多くする(写真の構図等)。バズったツイートを分析して自分なりにツイートしてみるなど、マーケターの視点から見たコツなどをお話されてました。
クリエイターが短時間で成果を出すための時短術
フォトグラファークロカワリュートさん(@ryuto_kurokawa)の講演。
シングルタスクにして最速にタスクを片付けるため、アプリケーションなどに頼れるところは頼る(タスクマネージャー、リマインド等)。クライアントとのやりとりでは最短ルートのコミュニケーションをする(選択肢を出して選ばせる)。単価を上げてその分クオリティに直結させるなど、すぐにでも実践できる技ばかりでした。
自分も普段からリマインドアプリなどを使ってそろそろあれしなければいけない、という思考をアウトソーシングしているのでとても共感できる講演でした。
イラストが苦手なデザイナー向け講座
デザイナーでもありイラストレータである
トツカさん(@totsu_net)の講演。
合間に笑いを織り交ぜながら、3つのポイントを紹介していました。
1、めちゃ上手いを目指さない
2、アイコンから描いてみる
3、観察する
→トレースをする
→見ながら描く
→見ないで描く
また、デザイナーがイラストのノウハウを知ることで、イラストレーターさんへの発注時に具体的な指示がしやすいなど実践的な部分もお話されており、イラストもデザインも両方やる自分としてもなるほどと思いました。
閉会、それから
イベントの締めくくりに諸先輩方からの一言がありました。
講演などでも色んな方がおっしゃってましたが「やらなければ何も始まらないこと、とりあえずやってみることが大事」というのが私の中では印象に残っています。
webデザイナーとして駆け出して、失敗してしまった身なので失敗が怖くて不安だらけでしたが、色んな人から背中を押してもらえたイベントだったと思います。色んなものがきらめいていました。
また、閉会の際に歌った「愛は勝つ」の「どんなに困難でくじけそうでも信じることさ必ず最後に愛は勝つ」という歌詞も今の私にはとても刺さり、歌いながら涙ぐんでしまいました。
一夜限りのエンターテイメントに参加できたこと、とてもよかったと思います。このイベントを作りあげた皆さま寒い中、ほんとうにお疲れ様でした。
イベント終了ギリギリに駆け込んだ絵馬コーナーで書いた願い事をここに記し、この記事の締めにしたいと思います。
寛解して再びデザイナーへ
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