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僕らは和久井学を笑えない

和久井学容疑者による、ホステス滅多刺し殺害事件。
世間はお金の流れと、どちらが悪かであれこれ意見が出ています。

この事件は被害者が亡くなったことからマスコミが取り上げましたが、
類似した事件は日本のあちこちで起きています。
大抵はトラブルになる直前に、女性側が足跡すら残さず飛んでしまうんですよね。

キャバ嬢。
デリヘル嬢。
ソープ嬢。
スナックのママ。
パパ活女。

「誰にとっても親身に感じる接客」が「業務」に含まれる彼女たち。
業務を業務と割り切れなかった男たちは、
女に仕立てられた世界が偽りのものだと気付けず、すべてを捧げる姿勢で追いかける。

夢だったと気付いた頃。
残された男は憔悴し切った顔で言う、

「高い勉強料だった」ー

僕もいい歳な分、そんな男たちの背中を見てきました。
救えた人もいれば、言い分を信じて応援してしまい結果堕ちていった人もいます。
お前騙されてるぞ、やめとけよ!と肩を引っ張ったら、敵意を向けられ喧嘩別れになった人もいます。

あなたの周りに以下の兆候が見られる独身男性がいたら、気にかけてあげてください。
第二の和久井学にさせないために。

・口調が変化する

いちばんわかりやすく、いちばん先に表に出てくる変化です。
入れ込んでいる女性が関西弁なら関西弁を真似るようになりますし、
若者なら若者言葉を織り交ぜてくるようになります。
語尾に特徴があれば、それを真似てみたり。

「あれ?なんか言葉おかしくなりました?
なんかあったんすか?」

の言葉待ち。

「ああ、仲良いやつの言葉がうつっちまった。ははは!」

これが言いたくて仕方がないのだと思います。

「仲良い関西人?誰っすか?」
「あー?仲良いやつ、よ」

ぼやけさせてるし、深く聞く理由もないか。
で切り上げてしまいがちですが、
ここで根掘り葉掘り聞いておくと、全容が早いうちから掴めるので、手を差し伸べやすくなります。

・突然、触ってもなければ興味もなさそうだった趣味を始める

入れ込んでいる女性が

「私はけっこう前から登山やってるんだー。
今でもたまに行ったりするよ」
「料理めっちゃ上手い芸能人とかいるじゃん?
◯◯とかあんなキャラなのに、Twitterで自分が作った料理の写真上げててさ。
ああいうの憧れるわー!」

これで見栄を張って

「オレもちょっとだけやったことあるよ」

と言ってしまい、慌てて道具一式揃えてしまう。
相手が好きな趣味の領域に、自分もいる。
それだけのために。
道具は一級品〜準一級品で揃えがちです。
会社での付き合い趣味とは、本気度が違いますからね。

知識がつくと誰かに自慢したくなるのか、
親しい人間に新たな趣味を始めたことを語り始めます。

「なんで急に?」の質問に対し、
プライベートで特別仲の良い人物とお揃いの趣味だ、のようなニュアンスの返答がくれば危険信号。

・外観が丸ごと変化する

入れ込み度合が高くなってきた頃、
髪型やら服装の系統が、入れ込んでいる女性が好みとする男性像のものに変わってきます。

例えば、その女性が好きなブランドがあれば、
そのブランドのものを取り入れる。
なんでこのオッサンこんなブランド着てんの?と強烈な違和感があります。
十中八九単独で歩いてますしね。
笑われても、本人はたいして気にしません。
あの人だけはわかってくれる。
本気でそう思っていますから。

他にはアウトローになったり、
奇抜な髪型の韓流系になったり。
近年では、派手めなYouTuberのような髪色に染める人もちらほらいます。

・生活水準が下がり、残金をしきりに気にするようになる

客としてお店を介して支払うお金と、
おぢとして貢ぐお金。
関係を繋ぎ止めるだけでも相当な額がかかることから、生活水準が下がってきます。

焼石に水のような節約でも、その節約を重ねることで、一回の“特別な人ヅラ”ができる。
昼食が質素になったり、
和久井学容疑者と同じく乗り物を売却orランクダウンさせたり。
万策尽きると借金するようになります。

このフェイズを過ぎると、
高確率でトラブルを起こしに向かうようになるのでたいへん危険。

私はその手の業種じゃないから、
こういった男とは無縁だと思っている女性の方。

誰からも嫌われぬよう四方に愛想を振りまいていると、
自分に好意があると勘違いした男を作ってしまいがちです。

その場合は、

口調を真似られていないか
趣味の話に同調しようとしていないか
自身の世代の流行り物を取り入れていないか
たとえ缶ジュース一本だろうと奢られていないか

チェックしてみてください。

もしやと感じたら、早めに距離を取らないと後々大変なことになるかもしれませんよ。

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