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人間関係を良くする4つの考え方
東京コミュ塾生のKuroです。
東京コミュ塾のプライベートレッスンで次のことを相談しました。
「言い方!!」と指摘されます。
<相談のきっかけ>
以前ご紹介しました経験成長モデル(経験⇒内省⇒概念化⇒実践)を日々意識して仕事しております。しかし、内省⇒概念化がどうしても自力ではできないことがありJIN先生に相談をしました。
<きっかけの詳細>
とあるとき、職位が上位のメンバーにお願い事をしなくてはいけない場面がありました。職位が上ということもあり、言い方には配慮してお願いをしました。ところが、その方から「言い方!!」と指摘されました。
私自身は十分に配慮して発言しました。お願い事も深刻な重大な話ではなく5分程度で完了する軽作業の依頼です。職位が上位の方に軽作業を依頼することが失礼に当たるということは理解できますが、その場面では最適だと判断しました。
何か失礼なことをしてしまったのかと内省したのですが、概念化にいたりませんでした。このままでは、経験成長モデルが止まってしまうので、JIN先生に相談しました。
■人間関係を良くする4つの考え方
JIN先生から人間関係をよくする4つの考え方を教えて頂きました。
言い方の問題ではないです。良い人間関係が相手と構築できていないから「言い方!!」と言われています。言い方を変えても同じように「言い方!!」と言われるでしょう。まず、良い人間関係を構築することが先決です。というのが結論です。
①無意識の壁を突破する
②コミュニケーションのゴールは良い人間関係を構築すること
③ニーズファースト
④まなゆい
①無意識の壁を突破する
人には無意識の壁があります。無意識の壁を突破しなければ、こちらの話はなかなか聞いてもらえないということです。
例)見ず知らずの人に、この鞄をもってもらってもいいですか?と依頼された場面をイメージしてみてください。
あなたなら、どういう反応をしますか。多くの人が断ると思います。
今度は顔見知りの人から、同じことを依頼された場面をイメージしてください。おそらく、鞄をもってあげるのではないでしょうか。
なぜ、このような反応の違いが起きてしまうのかというと、依頼した人のことを認めているか認めていないかの違いがあるからです。壁があると人は無意識に拒否反応を示します。
私が「言い方!!」と注意された原因は、お願いをした人と私の間には無意識の壁があったからだと思います。お互いの関係を整理すると、同じ職場ではありますが仕事をともにすることもなければ、直属の上司でもないのでコミュニケーションは蜜ではありません。しかも、たまに意見交換をすると衝突することがありました。
つまり、私が「言い方!!」と注意されたのは、無意識の壁を突破できていないのにお願いをしたからです。その結果、相手が拒否反応を示したのです。
②コミュニケーションのゴールは良い人間関係を構築すること
まず、全てのコミュニケーションのゴールは良い人間関係を良好にするものであるということを理解することからはじまります。
要件があったとき、メールやラインでコミュニケーションをすれば完了するかもしれません。ただ、あなたは全ての要件を字面のコミュニケーションだけですましていますか。おそらく違うと思います。
面と向かってコミュニケーションが必要な時はあります。それは何故か?お互いに良い人間関係を構築したいからなんです。良い人間関係を構築したいからお客さんと話したり上司と話したり家族と話したりするんです。このことを理解することが大切です。
ではどうすれば、コミュニケーションで良い人間関係を構築できるのかという疑問が生まれるかと思います。コミュニケーションに明確な答えはありません。しかし、「この人と良い人間関係を築きたい」と思うことです。以前ご紹介したアサーティブコミュニケーションを意識することから始めましょう。アサーティブコミュニケーション|kuro|note
先程の例で言いますと、仕事をともにすることもないし、意見が衝突するから最低限のお付き合いでいいと思っていました。それが相手にも伝わるということです。まず、良い人間関係を構築しようと思考を変えることから始めます。
③ニーズファースト
話し方教室では結論ファーストという考え方をよく聞きます。結論というのは相手の中にあります。相手が思っていることが結論なんです。つまり、ニーズファーストなんです。相手のニーズを理解してそれをはじめに言ってあげるということです。
ではどうすれば相手のニーズを理解できるのかという疑問が生まれます。相手の気持ちを慮ってください。相手がこういうふうに思っているかな想像してみてください。そして相手の気持ちをいってあげてください。言ってあげると自分の気持ちを理解してくれてるんだなと思ってくれますよね。
先程の例で言うと相手は「軽作業はだれでもできるから、別に俺でなくてもいいのでは。職位が上位の相手に誰でもできる作業を依頼することは失礼だと感じないのか。」と思っているかもしれません。その場合、「○○さん。お忙しいところ恐縮です。軽作業なので、他の人に頼みたいのですがあいにく人手が足りていないので・・・。」とこんな感じでしょうか。
④まなゆい
相手の立場を理解しましょうということです。立場上、言わなくちゃいけないことが沢山あります。その人の立場を認めてリスペクトして受け入れてあげましょう。ということです。
先程の例で言いますと、私より職位が上位の立場なので、部下を指導することを考えた上での発言かもしれません。その人の立場を理解してリスペクトして再度内省⇒概念化したいと思います。
■プライベートレッスンで得たこと
・人の悩みの80%が人間関係
・人間関係を良くすることで幸せになれる
・幸せになるにはどうすればよいか。
それは人間関係を良くするにはどうすればよいかを考えればいい
※論破してやろうとか関わらないでおこうでは人間関係はよくならない
つまり、幸せを遠ざける行為である。
■プレゼンテーション
人間関係を良くするための4つの考え方についてお伝えします。
どんなテクニックを学んでも、この4つに帰結します。
この4つを理解することでいろいろなテクニックが腑に落ちてくるので
きちんと理解しましょう。
まず1つ目、無意識の壁を突破する。ということです
無意識の壁を突破しない限り人間関係はよくならないです。
例えば、道を歩いている人にこのかばん持っていただいてもいいですかとお願いをされても「いきなり何をいっているんですか?」となると思います。
見ず知らずの人のお願いは聞きたくないですよね。でも、その人と仲良くなってその人の言うことも聞いてあげたり、自分も相手の立場に立っていろいろやってあげたりすることで、このかばんを持ってもらってもいいですかと言えば「いいですよ」となる訳ですよね。
そこは無意識の壁が突破できているから何です。
人間というのは無意識の壁というものがあります。
この無意識の壁が突破できていないのに、相手に頼みごとをしたり
何かお願い事をすることはできない。とうことをきちんと理解しましょう。
2つ目、コミュニケーションのゴールは良い人間関係の構築をすること
全てのコミュニケーションのゴールは良い人間関係を良好にするものであるということを理解しなくてはなりません。
人間関係のことを全く関係ないと考えていなかったら、メールとか字面でコミュニケーションすればいいんです。それで十分何です。
にもかかわらずきちんとお話をして面と向かってコミュニケーションが必要な時はあります。それはなぜならお互いに良い人間関係を構築したいからなんです。良い人間関係を構築したいからお客さんと話したり上司と話したり家族と話したりするんです。
それをきちんと理解した上でコミュニケーションをとっていきましょう。ということですね。
でもどうしても合わない人はいますよね。
その人とはコミュニケーションとりたくないなぁと思うとコミュニケーションをとらなくなります。人間関係は疎遠になります。結果的にどんどん人間関係は悪化していきます。だから、良い人間関係を構築することを諦めないということを念頭に置いてコミュニケーションをとっていってください。
3つ目はニーズファーストです。
話し方の教室で結論ファーストというんですけど、結論というのは相手の中にあるんです。相手が思っていることが結論なんです。つまり、ニーズファースト何です。相手のニーズを理解してそれを言ってあげる。ということです。
どうすればいいのかというと相手の気持ちを慮ってあげてください。
相手がこういうふうに思っているかなということをあえて言ってあげてください。
例えば、「白黒つけるのは難しいと思うんですけども私としても決めなくてはいけないんで教えてくれないでしょうか。」と言ってあげるとこの人自分の気持ちを理解してくれてるんだなと思ってくれますよね
4つ目、まなゆいという考え方です。
相手の立場を理解しましょうということです。相手にはそれぞれの人生があって、立場があって、言わなくちゃいけないことが沢山あります
怒らなきゃいけない立場の人もいます。その人の立場を認めてリスペクトして受け入れてあげましょう。そうすることで自分の気持ちも楽になります。
自分がこの人のこと嫌いだなと思って毒づいてしまったり、自己嫌悪してしまったりすることもあります。そういう自分も受け入れてあげてください。
まなゆいとは相手も自分もリスペクトしてコミュニケーションをとっていきましょう。ということです。
今日は4つの人間関係を良好にするための考え方というのをお伝えしました。
無意識の壁を突破していきましょう。
コミュニケーションのゴールは良い人間関係を構築すること
ニーズファースト。相手が聞きたいことを言ってあげましょう
まなゆいという考え方。
ぜひ、実践して良い人間関係を構築していきましょう。