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アサーティブコミュニケーション
東京コミュ塾の塾生のkuroです。
東京コミュ塾ではコミュニケーションの悩みに対して、解決方法を一緒に考えて頂けます。今月のプライベートレッスンでは、アサーティブコミュニケーションを教えて頂きましたので、紹介します。
私の悩みは話しているときに感情的になってしまうところです。
特に、自分が正しいと思ってとった行動や言動に対して、相手に否定されたり誤解されたりした場合、相手に自分のことを理解してもらいたいと思い感情的になります。
JIN先生に教えて頂いた対策はアサーティブコミュニケーションです。
次の順番で説明します。
・アサーティブコミュニケーションとは
・アサーティブでないタイプとは
・アサーティブコミュニケーションの5ステップ
■アサーティブコミュニケーションとは
直訳すると主張するコミュニケーションですが、東京コミュ塾の定義は相手も自分も大切にするコミュニケーションです。
■アサーティブでないタイプとは
アサーティブコミュニケーションを理解するために、対比としてアサーティブでないタイプを紹介します。
①弱虫タイプ
特 徴…自分の主張しない人。相手に言われっぱなしの人です。
NGな点…自分のことを大切にしていないところ
②激怒タイプ
特 徴…自分の主張ばかりする人。相手を論破しようとする人。
NGな点…相手のことを大切にしていないところ
③皮肉タイプ
特 徴…自分の主張をせずに相手の話を聞く。
相手のことを陰で皮肉まじりで愚痴る人
NGな点…自分も相手のことも大切にしていないところ
■アサーティブコミュニケーションの5ステップ
Step1.ゴールの明確化(人間関係を良好に保つ)
Step2.事実と問題点を淡々と伝える
Step3.相手の言い分を聞く(対話)
Step4.自分に何かできないか尋ねる(支援)
Step5.主張を1つ&爽やかにお別れ
Step1.ゴールの明確化
コミュニケーションのゴールは良好な人間関係を保つことです。
次の2点を理解した上でコミュニケーションをしてください。
・まず相手との人間関係を良好にする
・その上で自分の主張を聞いてもらう
理解しないと以下のような状態に陥りがちです
・感情的になってしまう
・相手を論破してしまう
・相手の言うことばかり聞いてしまう
Step2.事実と問題点を淡々と伝える
自分の主張をしなければなりませんが、
怒っているなら怒りの感情を抑える必要があります。
次のように言ってしまうと人間関係が崩れます。
「この前も言いましたよね」や「何で言ってくれないんですか」
ではどうすればよいのか。
次のように感情を入れずに伝えて、相手と認識を合わせます。
「事実こういうことが起きています」「こういう問題点があります」
Step3.相手の言い分を聞く(対話)
まだ自分の主張はしません。必ず相手には言い分があります。
相手から言い分を聞き出すことを必ずやってください。
そうすれば、ちゃんと答えてくれます。
Step4.自分に何かできないか尋ねる(支援)
ここでもまだ自分の主張はしません。相手に助け舟をだします。
相手が言い訳をするときでも、何かできないか?
と聞くと何か言ってきてくれるはずです。だから提案します。
Step5.主張を1つ&爽やかにお別れ
ここでやっと自分の主張をします。
あれやこれやと主張しては駄目です。人間関係が悪くなる。
良い人間関係を保つことがアサーティブコミュニケーションの
ゴールです。主張は1つだけで爽やかにお別れしてください。
■プレゼン資料
アサーティブコミュニケーションという内容でプレゼン動画撮影してをJIN先生に添削していただきます。
<ホワイトボード>
アサーティブコミュニケーション
⇒主張する▷相手も自分も大切にする
アサーティブでないタイプ
①弱虫タイプ…自分を大切にしない
②激怒タイプ…相手を大切にしない
③皮肉タイプ…自分も相手も大切にしない
5つのステップ
Step1.ゴールの明確化(人間関係を良好に保つ)
Step2.事実と問題点を淡々と伝える
Step3.相手の言い分を聞く(対話)
Step4.自分に何かできないか尋ねる(支援)
Step5.主張を1つ&爽やかにお別れ
<プレゼン内容>
本日お伝えしたい内容はアサーティブコミュニケーションです。
直訳すると自分の主張をするコミュニケーションという意味です。
直訳ですと意味をはき違えてしまう可能性があります。
東京コミュ塾式には「相手も自分も大切にするコミュニケーション」と翻訳します。
アサーティブコミュニケーションを理解するために
アサーティブでないコミュニケーションのタイプを3つお伝えします。
1つ目が弱虫タイプです。
自分のことを何も主張しない人。言われっぱなしの人。
そういう人は結構いますが、ダメなんです。なぜなら自分を大切にしていないからです。
自分を大切にしていないコミュニケーションはアサーティブコミュニケーションとは言えないです。
ですから、きちんと自分の主張をしましょう。ということです。
2つ目が激怒タイプです。
自分の主張ばかりしてしまう。更に相手を論破してしまう。それもダメなんです。なぜならば、相手を大切にしていないからです。
相手を大切にしないコミュニケーションはアサーティブコミュニケーションとは言えないです。
ですから、きちんと相手の主張を聞きましょう。ということです。
3つ目が皮肉タイプです。
相手の主張は聞くのですが悪口をいう。あの人はああいうことを言っていたけど…と陰で皮肉を言ったりします。しかも、自分の主張をしませんので、ある意味最悪です。なぜならば、自分の主張をしていないので自分を大切にしていないからです。もちろん相手も大切にしていないです。
ですから、自分も相手も大切にしていない皮肉タイプにはならないでください。
自分も相手も大切にするにはどうすればいいのか。ということで
具体的なステップを5つを紹介します。
まず1つ目これが最も重要です。
ゴールを明確にしましょうということです。
コミュニケーションをしていく上でゴールは何なのかというと
良好な人間関係を維持することです。
相手を論破したり、自分の言うことを聞いてもらうのは二の次です。
まずは相手との人間関係を良好にします。その上で自分の主張を聞いてもらう。ということをきちんと理解しましょう。
理解しないままコミュニケーションに入ると、感情的になってしまったり、相手を論破してしまったり、相手の言うことばかり聞いてしまうということに陥りがちです。
コミュニケーションのゴールは人間関係を良好に保つことです。
2つ目は事実と問題点を淡々と話しましょうということです。
事実としてこんなことが起こっているんです。問題になっているんです。
ということを相手と認識合わせしてください。ここに自分の感情を入れては駄目なんです。怒っているかもしれませんが、怒りの感情はいったん抑えてください。なぜならば、感情をいれてしまうと人間関係が崩れてしまうからです。
3つ目は相手の言い分を聞きましょう。ということです。
まだ自分の主張はしてはいけません。相手の言い分を聞きましょう。
これが相手を大切にするということです。
例えば、宿題をしていない子供は、宿題ができない理由があるはずです。
何故、宿題ができないかを子供に聞いてあげてください。そうすればちゃんと答えてくれるはずなんです。
相手から聞き出す。相手の言い分を聞く。ということを必ずやってください。
4つ目は私に何ができるかを尋ねるです
ここでまだ主張はしてはいけません。相手に助け舟をだしてください。
「どうして宿題できないの。」と相手の言い分を聞けば「ここの部分が全然わからなくて」や「時間が全然とれなくて」という言い訳をしてくるでしょう。
そこで私が何かできることはないか?と聞くと、「この部分を教えてください。」と言ってきてくれるはずなんです。
だから自分に何かできないかと提案してあげましょう。
5つ目主張を1個しますそして爽やかにお別れします
ここでやっと自分の主張をします。主張は1こです。あれやこれやと主張をしてはいけません。
宿題をしなさい。お手伝いをしなさい。とねちねちあれやこれやといってしまうと、良好な人間関係は保てません。
最初の1個だけやるから1時間宿題をしようと主張を言ってあげる。そしてじゃあ後でとさわやかに分かれる。
良好な人間関係を維持することがアサーティブコミュニケーションの目的です。主張は1個だけして、さわやかにお別れしてください。
というわけで、アサーティブコミュニケーションについてお伝えしました。
自分も相手も大切にしながら主張してください。
それでは、最後までご視聴ありがとうございました